指ハート
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指ハート(ゆびハート)は2010年代に韓国で流行し、日本にも広まったハンドジェスチャーである。 親指と人差し指を交差させハートの形をつくることで、さらにその上に目に見えないハートを連想させる[1]。
G-DRAGON(BIGBANG)やナム・ウヒョン(INFINITE)がこのジェスチャーを流行させたK-POPアーティストとして挙げられる。
指ハートが登場するまでは、両手の掌をつかって小さなハートをつくるか頭の上に両腕をかかげて大きなハートを表現するのが一般的であり、このようにハートの形をつくるジェスチャーは世界中でみられた。しかし特に指ハートは韓国発祥であることから英語圏ではKorean Fingerとも呼ばれる[要出典]。
韓国では指ハートがK-POPスターとファンの間に浸透しており、この親指と人差し指を使ったジェスチャーがごく一般的になっている[2]。またK-POP人気や韓流ドラマの流行の影響もあって、指ハートはアジア全域に広まっているだけでなく、韓流文化の一つとして世界中に普及している。
アパレルメーカーのザ・ノース・フェイスは、2018年の平昌オリンピックの期間中に、指ハートをつくる親指と人差し指の部分を赤色で強調したミトンを発売した[3]。
2021年には、指ハートが「人差し指と親指をクロスした手」として文字コードの規格であるUnicodeに追加された(U+1FAF0)[4]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ Boboltz (2018年2月9日). “Everything You Need To Know About South Korea's Finger Heart Trend” (英語). HuffPost. 2020年10月17日閲覧。
- ^ “US Olympians Try Their Hands at K-Pop's 'Finger Heart.' What's That?”. NBC Chicago. (2018年2月9日) 2018年2月25日閲覧。
- ^ “Five trendy 2018 Winter Olympics K-fashion items to keep you feeling warm and looking cool”. South China Morning Post. (2018年2月6日)
- ^ “🫰 Hand with Index Finger and Thumb Crossed Emoji”. 2022年5月21日閲覧。