探偵王女フジコ
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『探偵王女フジコ』(たんていおうじょフジコ)は、深見真による日本のライトノベル。イラストはひさいちよしきが担当。富士見ミステリー文庫刊。富士見ミステリー文庫の創刊時のマスコットキャラ[1]を主人公に据え、レーベル出身作家が執筆したアドベンチャー活劇。
ストーリー
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
時は西暦一九三〇年代、東ヨーロッパの小国・ティルナパン王国にひらめきと体力勝負で悪人たちを恐怖の底に叩き込み、新聞紙上を賑わす少女がいた。少女は内緒で城を抜け出しては、一国の王女という正体を隠し悪人を相手に日夜奮闘する。城下の平和を守る探偵フジコと、探偵事務所の募集広告に応募してきた助手・ジェシカと愛猫のヨミと共に、ミステリアスな怪奇事件の解決を目指すバトル作品。
登場人物
[編集]- フジコ
- ヨーロッパの小国・ティルナパンの王女、クラウディアの探偵としての名前。正式にはフジミ・クリスティ。金髪は染めたもので本来は黒髪で、推理より格闘技が強み。
- ジェシカ
- 首都カサンドラでフジコが出会った田舎出身の少女。眼鏡をかけている。
- ヨミ
- 黒猫。実は王女のお付きの少年。
- アリア
- 正式にはカリーナ・バルタザル。第2巻に登場。多数の銃器を持ち歩き、「銃器探偵」と呼ばれめきめきと頭角を現してきた探偵。フジコのライバルを名乗り、彼女をさしおき事件を鮮やかに解決した。
既刊一覧
[編集]- 『探偵王女フジコ ペイガン・ゴッドの白狼』 ISBN 4-8291-6207-4
- 『探偵王女フジコ2 バトル・オブ・銃器城』 ISBN 4-8291-6217-1
脚注
[編集]- ^ 『ファンタジアバトルロイヤル』2001年OCTOBER(『月刊ドラゴンマガジン』2001年10月号増刊)、244頁。