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接尾辞オートマトン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
文字列suffixに対する非決定性接尾辞オートマトン。ε遷移はグレーで表している。

接尾辞オートマトン(せつびじオートマトン、: suffix automaton)や有向非巡回文字列グラフ(ゆうこうひじゅんかいもじれつグラフ、: directed acyclic word graph)とは、接尾辞を効率的に表現するデータ構造接尾辞木接尾辞配列と同様に、suffix という文字列に対して構築した場合、suffix, uffix, ffix, fix, ix, x が含まれている事、それ以外が含まれていない事が分かる[1]。文字列の集合 U の接尾辞オートマトンは、Q を U を表現するトライ木ノードすると、最大 2Q - 2 個の状態がある[2]

接尾辞オートマトンは有限オートマトンの一種である。圧縮接尾辞木と解釈できる。 

関連項目

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参照

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  1. ^ Navarro, Gonzalo (2001). “A guided tour to approximate string matching”. ACM Computing Surveys 33 (1): 31–88. doi:10.1145/375360.375365. http://repositorio.uchile.cl/bitstream/handle/2250/126168/Navarro_Gonzalo_Guided_tour.pdf. 
  2. ^ Mohri, Mehryar; Moreno, Pedro; Weinstein, Eugene (September 2009). “General suffix automaton construction algorithm and space bounds”. Theoretical Computer Science 410 (37): 3553–3562. doi:10.1016/j.tcs.2009.03.034.