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撰日法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

撰日法(せんじつほう、選日法とも表記される)とは、暦注の日取りの方法のことである。撰日法には月切り節切り不断の三種類がある。

月切り

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月切りとは、暦注の日取りを暦月によるもの、すなわち、旧暦の月の朔日からの干支や日数で決めるものである。月切りで日取りを行う暦注で代表的なものは先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口を表す六曜である。

節切り

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節切りとは、暦注の日取りを節月によるもの、すなわち、二十四節気の節気からの干支や日数で決めるものである。多くの暦注は節切りによっている。例えば、節切りによる正月は立春から啓蟄の前日までとなる。

俳句の季語の分類も、節切りによるものである。

不断

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不断とは、暦月・節月によらず暦注の日取りが常に一定のものである。たとえば天恩日は常に一定の干支の日となる。