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福井地域鉄道部

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敦賀第二機関区から転送)
福井地域鉄道部
基本情報
鉄道事業者 西日本旅客鉄道
帰属組織 金沢支社
所属略号 金フイ、井
備考 2011年4月1日現在
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福井地域鉄道部(ふくいちいきてつどうぶ)は、福井県福井市福井駅構内に設置されていた西日本旅客鉄道(JR西日本)の地域鉄道部

本項では、敦賀機関区および敦賀運転所についても記述する。

概要

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ローカル線の活性化と効率的な鉄道運営ができるように、JR西日本は1990年(平成2年)6月1日から主に支線区に対して鉄道部制度を導入していたが、1995年(平成7年)10月1日から鉄道部制度を幹線系の地域にも導入し、地域鉄道部として地域の特性に応じた業務が行われている[1]

金沢支社が管轄し、主に福井県北部の鉄道運営を行っている。

2024年春の北陸新幹線の敦賀駅延伸に伴う北陸本線敦賀以東の経営分離に伴い、敦賀地域鉄道部とともに廃止されることが決まったが、残存する越美北線について北陸広域鉄道部への編入や新設鉄道部への改組は行われず、支社直轄の体制に移行する[2]

管轄路線

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以前は北陸本線の南今庄駅 - 近江塩津駅間(近江塩津駅は京都支社の直轄)も管轄していたが、2010年(平成22年)6月1日付で該当区間は敦賀地域鉄道部に移管された[4]

福井支店

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2017年6月1日より当鉄道部内に福井支店が新設され[5]、金沢支社における福井県内の営業拠点として、当鉄道部とともに機能を担っている。

所属車両

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2012年度の所属車両

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2012年4月1日現在の所属車両は以下の通り[6]。ただし、2016年4月1日現在はこれらの所属車両は在籍していない[7]

電車 気動車 機関車 客車 貨車 合計
0両 0両 6両 0両 4両 10両

機関車

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貨車

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過去の所属車両

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敦賀機関区・敦賀運転所に所属していた車両も含めて記述する。

乗務員

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乗務員は福井運転センターに所属している。福井運転区と金沢車掌区福井支区が統合の上、福井運転センターとなった。なお、北陸本線南福井駅構内にある車両基地の一部は金沢総合車両所敦賀支所福井派出である。

運転士・車掌

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設備保全区所

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歴史

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国鉄時代

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国鉄分割民営化後

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  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により、敦賀運転所が西日本旅客鉄道(JR西日本)の所属となる。敦賀機関区は日本貨物鉄道(JR貨物)の所属となる[13]
  • 1995年平成7年)10月1日:鉄道部制度に伴い、福井地域鉄道部として発足[14]。福井運転区・金沢車掌区福井支区が統合される[1][15]
  • 1996年(平成8年)3月16日:敦賀運転派出に車両配置開始[16]
  • 2008年(平成20年)6月1日:鉄道部制度見直しに伴い、越前大野鉄道部と統合[17]
  • 2010年(平成22年)6月1日:敦賀駅・敦賀運転派出・敦賀施設管理室は福井地域鉄道部と切り離して、小浜鉄道部と合併し、敦賀地域鉄道部が発足。これまで福井地域鉄道部敦賀運転派出に所属していた車両は、敦賀地域鉄道部敦賀運転センター車両管理室に転出。北陸本線の南今庄駅 - 近江塩津駅間(両端駅構内を除く)を敦賀地域鉄道部に移管[4][18]
  • 2024年(令和6年)3月16日 - 北陸新幹線の金沢駅 - 敦賀駅間延伸と同時に廃止。北陸本線の当地域鉄道部管轄区間はハピラインふくいに移管。越美北線の業務は敦賀地域鉄道部の組織と統合改組される形で、敦賀列車区、敦賀保線区、敦賀電気区に移管。新幹線駅として残る福井駅並びに芦原温泉駅、および越美北線各駅は、支社直轄化[2]

脚注

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  1. ^ a b データで見るJR西日本 2009”. 西日本旅客鉄道. pp. 83-84 (2009年4月1日). 2010年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月20日閲覧。(データブック)
  2. ^ a b 北陸新幹線敦賀開業および並行在来線経営移管に伴う組織改正について” (PDF). 西日本旅客鉄道 (2023年5月29日). 2023年5月31日閲覧。
  3. ^ 大聖寺駅は金沢支社の直轄
  4. ^ a b データで見るJR西日本 2010”. 西日本旅客鉄道. pp. 83-84 (2010年4月1日). 2012年1月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月20日閲覧。(データブック)
  5. ^ 北陸新幹線敦賀開業に向けた新たな拠点の設置(福井支店)』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2017年5月17日https://www.westjr.co.jp/press/article/2017/05/page_10464.html2024年1月1日閲覧 
  6. ^ 「JR旅客各社の車両配置表」『鉄道ファン』2012年7月号、交友社
  7. ^ 鉄道ファン編集部、2016、「JR旅客会社の車両配置表」、『鉄道ファン』56巻(通巻663号(2016年7月号))、交友社 p. 25,31(別冊付録)
  8. ^ RailMagazine』331、ネコ・パブリッシング、2011年、p.78
  9. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、98頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  10. ^ ジェー・アール・アール編『復刻版国鉄電車編成表 1986.11ダイヤ改正』交通新聞社、p.249。ISBN 978-4-330-10609-0
  11. ^ ジェー・アール・アール編『復刻版国鉄電車編成表 1986.11ダイヤ改正』交通新聞社、p.250。ISBN 978-4-330-10609-0
  12. ^ 鉄道ジャーナル』1987年5月号(No.246)pp.34-35
  13. ^ 『鉄道ジャーナル』1988年2月号(No.256)p.33
  14. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '96年版』ジェー・アール・アール、1996年7月1日、185頁。ISBN 4-88283-117-1 
  15. ^ 『JR気動車客車編成表 '00年版』ジェー・アール・アール、2000年。ISBN 4-88283-121-X
  16. ^ 『JR電車編成表 '02夏号』ジェー・アール・アール、1992年。ISBN 4-88283-037-X
  17. ^ ジェー・アール・アール編『JR気動車客車編成表 2010』交通新聞社、2010年。ISBN 978-4-330-14710-9
  18. ^ 「JR旅客各社の車両配置表」『鉄道ファン』2011年7月号、交友社

参考文献

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関連項目

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