文村潤
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文村 潤(ふみむら じゅん)、1915年4月21日 - 1983年7月6日)は、日本の翻訳家。
略歴
[編集]本名は加能 越郎 (かのう えつろう)。東京府(現・東京都新宿区)出身。
1939年東京帝国大学法学部卒業。旺文社で編集に携わり、常務理事を務める傍ら、英米の推理小説を訳した。
1983年、肺癌で死去。
翻 訳
[編集]- 『放浪処女事件』(E・S・ガードナー、早川書房、Hayakawa pocket mystery books) 1954、のち文庫
- 『細い線』(エドワード・アタイヤ、早川書房、世界探偵小説全集) 1954、のち文庫
- 『狙った獣』(マーガレット・ミラー、早川書房、世界探偵小説全集) 1956、のち文庫
- 『夜歩く』(ジョン・ディクスン・カー、ハヤカワ・ミステリー文庫) 1976
参考
[編集]- 訳書記載の略歴
- 『現代翻訳者辞典』(日外アソシエーツ)1985、482ページ
- 『現代物故者辞典(1983~1987)』(日外アソシエーツ)、180ページ