文英吉
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文 英吉(かざり えいきち、1890年 - 1957年)は、日本の郷土史家、奄美民俗研究家。号は潮光。奄美大島三方村大熊(現在の奄美市名瀬大熊)生まれ。
1928年12月(昭和3年)地方無産党の奄美新興同志会を結成、委員長となる。「大島朝日新聞」編集長を務め、雑誌「南島」を創刊。奄美博物館主事、奄美図書館長、奄美大島復帰協議会副議長、奄美日米文化会館長を歴任。のちに奄美史談会を設立。メンバーには文英吉の他、大山麟五郎、田畑英勝、平和人、島尾敏雄がいた。「野茶坊物語」「神父さん群像」を南日本新聞に連載。
著書
[編集]- 1933年(昭和8年)『奄美大島民謡大観』(南島文化研究社)を公刊。(1983年復刻、自家版)
- 1954年(昭和29年)『奄美大島民謡曲譜集』を長男文紀雄と共著公刊。
- 1957年(昭和32年)『奄美大島物語』公刊。
- 1966年(昭和41年)改訂増補版『奄美民謡大観』(自家版)
- 続『奄美大島物語』未刊行。