斎藤洋三
表示
斎藤 洋三(さいとう ようぞう、齋藤 洋三、1932年10月2日 - )は日本の耳鼻咽喉科学者。1964年にスギ花粉症を世界ではじめて報告した[1]。
人物
[編集]1958年、東京医科歯科大学医学部卒業、1963年、東京医科歯科大学博士課程修了。同大学助手、講師、助教授、神尾記念病院顧問を歴任。1983〜1998年、東京都花粉症対策検討委員会会長。2000年、日本花粉学会学術賞を受賞。
著書
[編集]- 『花粉症の予防と治療』有斐閣選書、1988
- 『花粉症の最新治療』主婦と生活社、1996(新編 2003)
- 『これで安心!花粉症 Q&A―最新・花粉症の予防と治療法』木馬書館、1996
- 『花粉症―総合的な学習』共著、少年写真新聞社、2000
編著
[編集]- 『スギ花粉症―アレルギー性鼻炎のあなたに』すずさわ書店、1980(増補改訂版 1985)
- 『アレルギー―原因の究明と治療法はここまで進んだ』有斐閣選書、1981
- 『アレルギー性鼻炎と花粉症―予防と治療の最新情報』有斐閣選書、1984
- 『歯科学生のための耳鼻咽喉科・頭頸部外科学』共編、南江堂、1989
- 『アレルギー性鼻炎と花粉症の診療 Q&A』臨床医薬研究協会、1990
- 『アトピー―話題の現代病の最新知識』有斐閣選書、1990
- 『花粉症の科学』共編、化学同人、1994
- 『アレルギー―治療と予防の最前線』有斐閣選書、1998
翻訳
[編集]- R・B・ノックス『花粉とアレルギー』朝倉書店、1981
脚注
[編集]- ^ 堀口申作, 斎藤洋三、「栃木県日光地方におけるスギ花粉症」 『アレルギー』 1964年 13巻 1-2号 p.16-18,74-75, doi:10.15036/arerugi.13.16