斎藤襄治
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斎藤 襄治(さいとう じょうじ、1917年8月26日 - 2007年6月12日[1])は、日本のイギリス文学者、翻訳家、著作家。
東京高等商船学校助教授・茨城キリスト教大学教授・同学長・立正大学教授を歴任。
来歴
[編集]東京都生まれ。静岡県浜松市育ち。1943年京都帝国大学言語学科卒。東京高等商船学校助教授。
敗戦後、連合国軍総司令部(GHQ)民間情報教育局顧問。その後外務省勤務。日本の小説を英訳するなど文化の国際交流に尽くす。
1969年茨城キリスト教大学教授、1975年から1978年学長。1980年立正大学教授、1988年定年退任。ダートマス大学客員教授。
著書
[編集]翻訳
[編集]日本語訳
[編集]- 『美しき白馬の夏』(サロイアン、創元社、世界少年少女文学全集) 1955
- 『わが名はアラム』(サロイヤン、東京創元社) 1955
- 『朝鮮美術図史』(エヴリン・マッキューン、美術出版社) 1963
- 『東海道の宿 水口屋ものがたり』(スタットラー、社会思想社、現代教養文庫) 1978.3
日本文学の英訳
[編集]参考文献
[編集]- 鏡味國彦「齋藤襄治先生を送るに際して」『立正大学文学部論叢』第87巻、立正大学、1988年3月20日、11-16頁、NAID 110000476803。
- 文藝年鑑2007