コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

新井和吉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新井 和吉
あらい かずよし
人物情報
生誕 日本の旗 日本
出身校 法政大学工学部
学問
研究分野 航空宇宙工学
研究機関 法政大学理工学部
学位 工学修士法政大学
工学博士東京工業大学
学会 日本航空宇宙学会
日本材料学会
化学工学会
日本材料科学会
日本高圧力技術協会
粉体工学会
主な受賞歴 第64回金属組織写真賞 顕微鏡関連部門「奨励賞」
テンプレートを表示

新井 和吉(あらい かずよし)は、日本の航空材料工学者

工学博士(東京工業大学)。法政大学理工学部機械工学科教授[1]

略歴

[編集]

法政大学工学部機械工学科を卒業後、法政大学大学院工学研究科へと進学し機械工学を専攻。そして、東京工業大学大学院理工学研究科にて博士後期課程を修了する。

横浜国立大学工学部日本大学生産工学部の助手などを務め、1996年に法政大学工学部助教授へと就任した。その後、同学部教授となって2008年から理工学部教授を務める。

日本材料科学会 評議員、化学工学会ミキシング技術特別研究会 幹事などを歴任。

日本高圧力技術協会石油貯槽通気装置等基準検討小委員会(ST-3B) 幹事、粉体工学会東京談話会 幹事、日本材料科学会 理事、同学会ホームページ委員会 委員長などを担っている。

また、スポーツ用アイガードの安全基準(SG基準)制定にも携わった[2]

著作等

[編集]
  • 『撹拌槽内における液流の流動状態の測定法』(ケミカルエンジニアリング第35巻第11号、1990年)
  • 『最近の化学工学44、ミキシング -変貌する撹拌・混合技術-』(化学工業社、1992年)
  • 『化学装置用有機材料資料集Ⅵ 非金属材料の選択指針』(化学工学会化学装置材料委員会 有機材料分科会編、1994年)
  • 『プラスチック大辞典』(工業調査会、1994年)
  • 『化学工学シンポジウムシリーズ51 化学工学における流れの数値解析と実験的研究の現状と課題』(化学工学会、1996年)
  • 『攪拌・混合におけるトラブル発生要因と防止対策』(技術情報協会、1996年)
  • 『耐食FRP製機器の評価基準並びに設計製作指針』(エンジニアリング振興協会、1996年)
  • 『アルミニウム技術便覧』(カロス出版、1996年)
  • 『固定屋根式石油類貯蔵タンクの通気装置に関する基準(日本高圧力技術協会基準 HPIS-G-103-1997)』(日本高圧力技術協会、1997年)
  • 『工業材料大辞典』(工業調査会、1997年)
  • 『石油類貯蔵タンクの通気装置及び配管系に設置されるフレームアレスタ(日本高圧力技術協会基準HPIS-G-109-1998)』(日本高圧力技術協会、1998年)
  • 『材料の科学と工学』(裳華房、1998年)
  • 『固定屋根付き浮き屋根式石油類貯蔵タンクの通気装置(日本高圧力技術協会基準HPIS-G-107-1999)』(日本高圧力技術協会、1999年)
  • 『浮き屋根式石油類貯蔵タンクの通気装置(日本高圧力技術協会基準HPIS-G-104-2000)』(日本高圧力技術協会、2000年)
  • 『非金属材料の選択指針 (改訂版)』(化学工学会 化学装置材料委員会 有機材料分科会編、2001年)
  • 『プラスチック材料活用辞典』(産業調査会、2001年)
  • 『高圧ガス保安技術 甲種化学・機械講習テキスト 新版』(高圧ガス保安協会、2002年)
  • 『化学工学辞典』(丸善株式会社、2005年)
  • 『化学工学の進歩42 最新 ミキシング技術の基礎と応用』(三恵社、2008年)
  • 『最新 材料の性能・評価技術』()産業技術サービスセンター、2014年)
  • 『ガラス繊維強化プラスチック製耐食機器の性能検査指針(FRPS C 003-2018)』(強化プラスチック協会、2018年)
  • 『スポーツ用アイガードのSG基準(CPSA 0147)』(製品安全協会、2021年)

専門分野

[編集]

受賞歴

[編集]
  • 日本機械学会「畠山賞」受賞(1983年)
  • 手島工業教育資金団「手島工業教育資金団研究奨励賞」受賞(1989年)
  • 日本材料科学会 「日本材料科学会論文賞」受賞(1989年)
  • 日本材料科学会「日本材料科学会末澤賞(奨励賞)」(1994年)
  • 日本材料科学会「日本材料科学会功労賞」受賞(2013年)
  • 日本金属学会「第64回金属組織写真賞 顕微鏡関連部門「奨励賞」受賞(2014年)

脚注

[編集]