新堂友衛
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新堂 友衛(しんどう ともえ、1931年〈昭和6年〉5月[1] - 2023年〈令和5年〉9月6日[2])は、日本の実業家。元大阪シティ信用金庫最高顧問[3]。
略歴
[編集]大阪市出身。1950年(昭和25年)大阪府立四条畷高等学校(現・大阪府立四條畷高等学校)[4]卒業、1955年大阪経済大学経済学部[5]卒業。1967年大阪市信用金庫理事、1974年常務理事、1979年専務理事、1988年理事長。2010年(平成22年)代表理事会長[6]就任。2013年より、市信金など3金庫の合併した大阪シティ信用金庫の名誉会長。
大阪府信用金庫協会・会長、近畿地区信用金庫協会・会長、全国信用金庫協会・副会長、信金中央金庫・理事などの要職に就き、特に大阪府下8金庫の合併を手がけ、当時経営不振問題に直面していた大阪府内の信用金庫再編を行い、金融不安の回避に尽力した。
人物
[編集]- 井植敏(三洋電機の元会長兼CEO)、橋本守(丸紅の元副社長)らは四条畷高校時代の同級生で友人。四条畷高校では柔道やラグビー、水泳などさまざまなスポーツに取り組んだが、「短気な性格」のため、大阪経済大学に入学後「精神修行のため」に「礼・心・技を重んじる空手道」のクラブを立ち上げた[4]。
- 大阪市体育協会会長、近畿軟式野球連盟会長なども兼任しスポーツを通した地域貢献活動も行う。2005年生涯スポーツ功労者 文部科学大臣表彰を受賞。2009年大阪スポーツ大賞を受賞。
- 2014年全国神社総代会より神社功労者として表彰を受ける。
受章
[編集]主な役職
[編集]- 大阪シティ信用金庫・名誉会長
- 大阪市体育協会・会長
- 大阪体育協会・副会長
- 大阪ウエイトリフティング協会・名誉会長
- 関西経済同友会・幹事
- 日本ユニセフ協会大阪支部・常務理事
- IAAF世界陸上2007大阪大会組織委員会・元常務理事
- 大阪経済大学・理事[5]
- 近畿軟式野球連盟・元会長
- 大阪府軟式野球連盟・会長
- 大阪府少年野球協会・会長
- 全日本軟式野球連盟・相談役
- 大阪府神社総代会副会長
- 大阪天満宮責任役員(氏子総代)
- 住吉大社常任総代
- 皇大神宮責任役員
脚注
[編集]- ^ 第68回 水都祭 天神祭奉納花火特別企画 対談 週刊 大阪日日新聞 2014年7月12日
- ^ a b “元大阪シティ信金名誉会長の新堂友衛氏死去 合併を主導”. 産経新聞. (2023年9月13日) 2023年9月13日閲覧。
- ^ 学校法人大阪経済大学 新理事長の選任と役員人事のお知らせ (PDF, 大阪経済大学(2017年7月11日))
- ^ a b “空手道部、バスケ部の60周年を祝う |野風草だより|学長メッセージ|大学紹介|大阪経済大学”. 大阪経済大学 (2012年11月11日). 2020年10月31日閲覧。
- ^ a b “金融機関で活躍する(ゼミ)卒業生たち|野風草だより|学長メッセージ|大学紹介|大阪経済大学”. 大阪経済大学 (2012年12月3日). 2020年10月31日閲覧。
- ^ “「大阪シティ信金」が来月5日発足 大阪、八尾の信金に合併認可「信頼される金融機関目指す」” (日本語). 産経新聞. (2013年10月29日) 2020年10月31日閲覧。