新居浜マスジド
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新居浜マスジド(にいはまマスジド、Niihama Masjid、アラビア語: مسجد نيهاما Masjid Niihama)は、愛媛県新居浜市にあるマスジド(イスラム教寺院)である。
概要
[編集]新居浜市の中心部を走る県道13号線沿いに立地し、周囲には市役所などの官公署が立ち並ぶ。建物は鉄筋2階建てであり、屋上には大ドーム1個、小ドーム2個を有す。このうち2階とベランダ部分がマスジドとして利用される。松山イスラーム文化センター(MICC)とは異なり、土地建物をマスジドが所有する。一度に約60名ほどの礼拝が可能である。
礼拝メンバーは、新居浜市に居住する日本人や新居浜工業高等専門学校のマレーシア人留学生・インドネシア人労働者と家族などで構成される。浜中彰とインドネシア人のトリアントがイマーム(代表)を務める。浜中はシンガポールにおいて入信し、ムスリムが多数を占めるマレーシア・エジプト・リビアにも滞在した経験がある。また1997年5月21日からウェブサイト「イスラムのホームページ」(旧称:イスラム相談室)を主宰している。
- 敷地面積:165㎡
- 延床面積:160㎡(うちマスジド利用部は80㎡)
歴史
[編集]1989年11月、初代イマームである浜中彰が新居浜市泉宮町一丁目の自宅敷地内に8畳のムサッラー(礼拝所)を建設する。
2003年9月1日、同市一宮町二丁目に新居浜マスジドが新築落成し、ムサッラーは廃止される。
2004年8月7日、マスジドの屋上にドームが配置され現在の形となる。
所在地
[編集]外部リンク
[編集]参考文献
[編集]- 店田廣文、岡井宏文「日本のモスク調査 1 -イスラーム礼拝施設の調査記録-」(pdf)、早稲田大学人間科学学術院アジア社会論研究室、2008年3月。
- 店田廣文「全国モスク代表者会議 -第1回会議の記録 2009年2月11日-」(pdf)、早稲田大学人間科学学術院アジア社会論研究室、2009年8月。