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新山一範

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

新山 一範(にいやま かずのり、1950年12月9日 - )は、日本法学者北海学園大学名誉教授。北海道出身。

略歴

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1974年北海道大学法学部卒業。1976年北海道大学大学院法学研究科民事法専攻修士課程修了[1](指導教授:近藤弘二)。1979年北海道大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学、1979年北海道大学法学部助手。1981年北海学園大学法学部に講師として着任。1983年助教授、1990年教授、大学院法学研究科修士課程兼担。1998年博士課程兼担。2005年2008年法学部長、2005年~2019年法科大学院兼担[2]2019年3月北海学園大学定年退職。北海学園大学法学部名誉教授。

専門領域

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専門は保険法で保険契約法、責任保険給付に関する基礎的研究をテーマとした[3]。学部では商法Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを持ち回りで担当ののち商法Ⅲ(保険法)を専任で担当。入門講義である民事法入門も担当していた。大学院では商取引法特論などを担当。日本私法学会に所属。

著書、論文

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  • 「保険法学の諸問題」石田満ほか(文眞堂、1980年)
  • 「新種保険 新損害保険双書3」石田満ほか(文眞堂、1985年)
  • 「手形法小切手法」宇田一明ほか(中央経済社、1985年初版・1990年増補改訂)
  • 「有因証券法の研究」宇田一明ほか(成文堂、1989年)
  • 「事例で考える法学入門」荘子邦雄ほか(青林書院、1989年初版・1991年改訂増補)
  • 『請求権代位と損害額の主張』「北海学園大学法学部50周年記念論文集」(北海学園大学法学部、2015年)

脚注

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  1. ^ ほうへいかいほうVol77 研究室のいまより
  2. ^ 以上につき「教育・研究年報4」(北海学園大学法学部、2007年)p224
  3. ^ 新山 一範 / 教員プロフィール【法学部】 ― 「学校教育法施行規則第172条の2」に基づく情報公表 | 北海学園大学”. web.archive.org (2015年1月26日). 2022年4月23日閲覧。
先代
丸山治
北海学園大学法学部長
第18代:2005年 - 2008年
次代
向田直範