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新田典生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

新田 典生(にった のりお、1972年[1] - )は、日本男性アニメ演出家監督オー・エル・エム所属。岩手県出身。

来歴・人物

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幼い頃よりプラモデルなどの物作りに親しんで育ち、大学では動画研究部に所属し漫画アニメの業界に興味を持つ[1]。大学卒業後は地元の岩手で金型制作の工場に勤務していたが、偶然手に取った情報誌でオー・エル・エムの求人を見かけ、「一緒にアニメを作りませんか」のコピーに惹かれて転職を決意[1]

2002年5月よりオー・エル・エムに入社[1]。『劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス』 の制作進行を皮切りに、劇場版ポケットモンスターを中心に制作として従事[1]。そのうち、話作りから携わりたいと思うようになり社内の演出試験を受験[1]。試験に課せられた『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』の1エピソード分の絵コンテを、通常業務の合間に2週間で700カット描き切った結果、合格し演出家としてキャリアをスタートさせる[1]

ダンボール戦機』参加時に監督の高橋ナオヒトより指導を受け、監督補佐に就任した『ダンボール戦機WARS』では絵コンテの監修も経験[1]。2015年より放送の『かみさまみならい ヒミツのここたま』で監督デビューを飾った[1]

演出の際は「シリアスなシーンはとことん真面目に、ギャグシーンは思いっきり遊ぶ」というメリハリを意識している[1]

2018年9月より2019年9月まで、「ここたま」シリーズ第2弾「キラキラハッピー★ ひらけ!ここたま」の監督を引き続き務めた。翌年2019年より同作シリーズ第3弾「モノのかみさま ここたま」の監督を引き続き務める。

参加作品

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テレビアニメ

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2002年
2005年
2006年
2007年
2008年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2018年
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年

劇場アニメ

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2002年
2003年
2004年
2006年
2007年
2010年
2012年
2014年
2017年

Webアニメ

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j 「新人監督はじめました 第4回 新田典生」、『アニメージュ』2016年3月号、徳間書店、p.125
  2. ^ かみさまみならい ヒミツのここたま: 作品情報”. アニメハック. 2022年2月21日閲覧。
  3. ^ キラキラハッピー★ ひらけ!ここたま: 作品情報”. アニメハック. 2022年2月21日閲覧。
  4. ^ “「悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。」来年7月にTVアニメ化”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年10月28日). https://natalie.mu/comic/news/499286 2022年10月28日閲覧。 
  5. ^ 映画かみさまみならい ヒミツのここたま 奇跡をおこせ♪テップルとドキドキここたま界: 作品情報”. アニメハック. 2022年2月21日閲覧。
  6. ^ モノのかみさま ここたま: 作品情報”. アニメハック. 2022年2月21日閲覧。

関連項目

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