コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

新豊郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新豊郡役所

新豊郡(にいとよぐん)は、日本統治時代台湾に存在した行政区画の一つであり、台南州に属した。

概要

[編集]

1920年大正9年)成立。台南市の外環に位置した。仁徳庄、帰仁庄、関廟庄、龍崎庄、永康庄、安順庄の6庄を管轄し、郡役所は台南市に置かれた。かつて郡内には永寧庄があったが1940年昭和15年)台南市および仁徳庄に編入し、廃庄となった。郡域は現在の台南市安南区仁徳区帰仁区関廟区龍崎区永康区に当たる。

1945年3月に重慶国民政府が策定した台湾接管計画綱要地方政制により新化郡と合併し延平県とする案があったが、政制の廃止により計画は消滅した。

歴代首長

[編集]

郡守

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 『台湾総督府職員録 大正9年12月』、208頁。
  2. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 大正14年』、359頁。
  3. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和2年』、390頁。
  4. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和3年』、413頁。
  5. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和5年』、460頁。
  6. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和7年』、471頁。
  7. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和10年』、527頁。
  8. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和12年』、593頁。
  9. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和13年』、631頁。
  10. ^ 興南新聞社 1943, 351頁.
  11. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和15年』、545頁。
  12. ^ 興南新聞社 1943, 410頁.
  13. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和16年』、590頁。
  14. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和17年』、628頁。
  15. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和19年』、240頁。

参考文献

[編集]