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菓子舗榮太楼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
旅館榮太楼から転送)
株式会社菓子舗榮太楼
榮太楼、本社工場・幸町店
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
010-0967
秋田県秋田市高陽幸町9番11号
設立 1949年5月22日
(1883年1月21日創業)
業種 食料品
法人番号 3410001000863 ウィキデータを編集
代表者 代表取締役社長 小国輝也
外部リンク https://www.eitaro.net/
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旭川に臨む菓子舗榮太楼大町店(画面左)、2012年撮影。

株式会社菓子舗榮太楼(かしほえいたろう)は、秋田県秋田市高陽幸町に本社および工場を置く、和洋菓子の製造販売会社。「さなづら」・「赤まん・青まん」・「桜咲く さくらゼリー」が代表銘菓[1][2]

概要

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1883年(明治16年)に、高橋長左衛門が川反二丁目(現在の大町二丁目)に「栄太楼」という屋号で和菓子店を開業した。当初は秋田名産であるフキの砂糖漬けなどを扱っていた。その後、1919年(大正8年)に商標、称号を含めた全営業権を同地の小国庫吉が引き継いだ[3]

店の近くを旭川が流れる立地が、日本橋川に近い東京の栄太楼総本舗に似ていることから、長左衛門が「榮太楼」を名乗らせてもらえるよう頼んだという[2]。したがって業務・資本面ともに、両社は全く関係がない。

1947年、経営多角化のため千秋矢留町にあった小国家の別荘を改装して、「旅館榮太楼」を開業するが、2006年に閉館した。また2019年6月末で創業の地でかつて本店としていた大町店を閉店した[4]。同店1階にはコミュニティスペース -EN、2階には社長・輝也の姉・芳子が元横綱大鵬の妻であることから「大鵬ギャラリー」、「秋田三大女傑」の一人といわれた社長の祖母・キセが幼馴染であったことから「東海林太郎音楽館」も設置していた[2]。2023年10月現在、「東海林太郎音楽館・大鵬ギャラリー」は開館しているが、1階は矢留彫金工房になっている。

店舗

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  • 榮太楼幸町店(本社・工場): 秋田市高陽幸町9-11
  • 榮太楼南通店: 秋田市南通亀の町11-9
  • 松寿庵: 秋田市泉中央五丁目2-10
  • 榮太楼仁井田店: 秋田市仁井田新田二丁目15-17
  • 榮太楼秋田駅トピコ店: 秋田市中通七丁目1-2 トピコ内
  • 榮太楼コープあきた茨島店: 秋田市茨島四丁目19-19 コープあきた茨島店内
  • 榮太楼いとく新国道店: 秋田市高陽幸町14-27 新国道モール内
  • 榮太楼いとく自衛隊通店: 秋田市土崎港北二丁目17-60 いとく自衛隊通店内

豚まんの福楼

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  • 土崎本店: 秋田市土崎港北二丁目12-19
  • トピコ店: 秋田市中通七丁目1-2 トピコ内(令和6年3月1日より、菓子舗榮太楼の店舗に併設)
  • オンラインショップ: 秋田市高陽幸町9-11(菓子舗榮太楼本社内)

脚注

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  1. ^ “秋田の菓子店が「まんじゅう選挙」人気商品2種候補に”. 秋田経済新聞. (2017年11月22日). https://akita.keizai.biz/headline/2889/ 2019年6月30日閲覧。 
  2. ^ a b c “秋田市 菓子舗榮太楼 大鵬、東海林太郎との縁 オリジナル銘菓主軸に ”. 産経新聞. 産経ニュース. (2017年10月30日). https://www.sankei.com/article/20171030-CCVCIB43TVPFHBBJDNEDA6X5YI/ 2019年6月30日閲覧。 
  3. ^ 榮太郎の歴史 - 公式ページ
  4. ^ “榮太楼「創業の地」閉幕 人通り減少…大町店、今月いっぱい”. 秋田魁新報. (2019年6月28日). https://www.sakigake.jp/news/article/20190628AK0006/ 2019年6月30日閲覧。 

外部リンク

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