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无声会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

无声会(むせいかい)とは明治時代の日本美術団体である。

概要

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1900年(明治33年)1月に川端玉章の門下であった平福百穂福井江亭島崎柳塢渡辺香涯結城素明大森敬堂及び石井柏亭の7名によって結成された美術団体である。无声会は自然主義を標榜しており同年3月に上野公園五号館において第1回无声会展を開催、1905年(明治38年)、1906年(明治39年)、1908年(明治41年)、1909年(明治42年)のように展覧会の開催されない年もあったが、1913年大正2年)4月の第13回展まで続いた。无声会展には小杉放庵森田恒友杉浦非水川端龍子橋口五葉名取春仙らも参加している。

无声会の解散後、百穂、龍子、春仙に小川芋銭小川千甕山村耕花らを加えて珊瑚会が結成され、1915年(大正4年)に第1回展を開催、珊瑚会展は第10回展まで続いた。

参考文献

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  • 『近代日本アート・カタログ・コレクション』 ゆまに書房、2002年