コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

日宇村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ひうむら
日宇村
廃止日 1927年4月1日
廃止理由 編入合併
佐世村日宇村佐世保市
現在の自治体 佐世保市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 長崎県
東彼杵郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 9,732
角川日本地名大辞典42 長崎県、1920年)
隣接自治体 佐世保市、東彼杵郡佐世村折尾瀬村早岐町北松浦郡柚木村
日宇村役場
所在地 長崎県東彼杵郡日宇村里免
座標 北緯33度09分28秒 東経129度45分31秒 / 北緯33.15781度 東経129.75853度 / 33.15781; 129.75853座標: 北緯33度09分28秒 東経129度45分31秒 / 北緯33.15781度 東経129.75853度 / 33.15781; 129.75853
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

日宇村(ひうむら)は、長崎県東彼杵郡の北西部にあった村[1]。1927年(昭和2年)に佐世保市へ編入した。

現在の日宇地域、および本庁地区の一部にあたる。

地理

[編集]
  • 山:隠居岳烏帽子岳、木場山
  • 島嶼:倉島[2]
  • 河川:日宇川、黒髪川、犬尾川、西竜川
  • 港湾:日宇湾

沿革

[編集]

地名

[編集]

を行政区域とする。日宇村は1889年の町村制施行時に単独で自治体として発足したため、大字は無し。

なお、村内には上記6免の他に狩立免・菅牟田免・西之川内免・押福免・脇碕免・大野免・毛風免の名称が見られるが、いずれも明治期までに狩立免と菅牟田免が木場免に、西之川内免と押福免が里免に、脇碕免が大塔免に、大野免と毛風免が福石免にそれぞれ統合されている。

交通

[編集]

鉄道

[編集]

日本国有鉄道

(佐世保市) - 日宇駅 - (早岐町)

現在、旧村域には日宇駅のほか、1945年(昭和20年)に大塔信号場より駅に昇格した大塔駅が設置されている。

名所・旧跡

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 長崎県東彼杵郡日宇村 (42B0060020)”. 歴史的行政区域データセットβ版. 2023年8月18日閲覧。
  2. ^ 佐世保水雷団の移設に伴い海域が埋め立てられ、明治末期までに陸続きとなった。
    ※参考:佐世保地方隊【西海の護り】:佐世保史料館(セイルタワー)【佐世保水雷団〜佐世保倉島庁舎】 海上自衛隊 佐世保地方隊ホームページ
  3. ^ a b 海軍省用地(佐世保水雷団など)の設置に伴う境界変更。長崎県東彼杵郡誌(1917年)によれば、地内を流れる福石川に沿い福石山の頂上部を境界として…とあり、福石免のうち字塩浜・羅勘(羅漢)・三ヶ浦など計15字が該当。現在の潮見町・白南風町・戸尾町(一部)・三浦町・福石町・山祗町・若葉町の区域にあたる。
    ※参考:長崎県東彼杵郡誌 「日宇村」沿革(1917年 - Googleブックス)
  4. ^ a b 長崎縣告示第五百八十三號『東彼杵郡北松浦郡内所属分村財産処分方法に関する件[1][2]』長崎県公報 明治36年11月24日付
  5. ^ 江戸期は「碕部免」「碕辺免」とも表記した。
  6. ^ 江戸期は「台塔免」とも表記した。

参考文献

[編集]

関連項目

[編集]