日本珠算連盟主催段位認定試験
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日本珠算連盟主催 段位認定試験(にほんしゅざんれんめいしゅさい だんいにんていしけん)は、珠算・暗算の試験である。
試験科目
[編集]試験問題は、いずれも紙に印刷されており、計算結果を3桁ごとのカンマつきの数字で書き込む。
珠算種目は、かけ算60問を制限時間10分、わり算60問を制限時間10分、みとり算(足し算と引き算)30問を制限時間10分で解く。
暗算種目は、かけ暗算60問を制限時間3分、わり暗算60問を制限時間3分、みとり暗算(足し算と引き算)30問を制限時間4分で解く。[1] 珠算種目のかけ算、わり算では端数処理、みとり算、みとり暗算では補数計算(答が負の数となる。出題頻度は10問あたり1問)が出題される。端数処理の方式は前半30問が「小数第3位未満を四捨五入」、後半30問が「円位未満を四捨五入」となる。
合格点
[編集]合格点は、以下の通りとなる。かけ、わり、みとり(かけ暗、わり暗、みとり暗)のそれぞれで取っている最高段位が珠算総合(暗算総合)となる。また、昔のほうが点数が高かった場合は2年間は有効となる。
段位 | 準初段 | 初段 | 準2段 | 2段 | 準3段 | 3段 | 4段 | 5段 | 6段 | 7段 | 8段 | 9段 | 10段 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
点数 | 90 | 100 | 110 | 120 | 130 | 140 | 160 | 180 | 200 | 220 | 240 | 260 | 290 |
その他
[編集]平成14年度(2003年2月)までは、珠算種目に伝票算があり[2]、それぞれの種目の出題内容も現在とは異なっていた。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “|暗算段位認定試験程度について|日本珠算連盟”. 日本珠算連盟. 2022年12月16日閲覧。
- ^ “段位認定試験|日本珠算連盟”. 日本珠算連盟. 2022年11月16日閲覧。