日本語ワープロ検定
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日本語ワープロ検定 | |
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略称 | ワープロ検定 |
実施国 | 日本 |
資格種類 | 民間資格 |
分野 | コンピュータ・情報処理 |
認定団体 | 日本情報処理検定協会 |
後援 | 文部科学省 |
等級・称号 | 初段 - 4級 |
公式サイト | 日本語ワープロ検定試験 |
ウィキプロジェクト 資格 ウィキポータル 資格 |
日本語ワープロ検定(にほんごワープロけんてい)とは、日本語ワープロソフトによる文書処理能力向上を図る為に実施、日本情報処理検定協会が主催する民間検定試験。文部科学省後援。
階級は4級、3級、準2級、2級、準1級、1級、初段の7種。試験内容は決められた時間内に処理を行なう「速度」と「文書作成」の二つがある。受験資格に制限はない。
各級の違い
[編集]「速度」の試験時間は10分「文書作成」の試験時間は20分。用紙サイズはA4、1行40字。これらは4級から初段まで全て共通である。
4級
[編集]- 速度
- 漢字含有率:23~26% 1ミス:1文字減 合格文字数:200文字以上
- 文書作成
- 出題内容:手書き問題からビジネス文書を作成 1ミス:2点減 合格点数:80点
3級
[編集]- 速度
- 漢字含有率:23~26% 1ミス:1文字減 合格文字数:300文字以上
- 文書作成
- 出題内容:手書き問題からビジネス文書を作成(表を含む)1ミス:2点減 合格点数:80点
※4級、3級のビジネス文書の試験問題には文章番号、件名等が正しい位置に書かれているが、準2級以降の試験問題は全てが左揃えで印刷されている。但し、初段の文書作成Iでは構成要素が正しい順番に並んではいないので、正しい順番に並べ替える必要がある。
準2級
[編集]- 速度
- 漢字含有率:25~30% 1ミス:3文字減 合格文字数:400文字以上
- 文書作成
- 出題内容:手書き問題からビジネス文書を作成(表を含む) 1ミス:2点減 合格点数:80点
2級
[編集]- 速度
- 漢字含有率:25~30% 1ミス:3文字減 合格文字数:500文字以上
- 文書作成
- 出題内容:手書き問題からビジネス文書を作成(表を含む) 1ミス:2点減 合格点数:80点
準1級
[編集]- 速度
- 漢字含有率:25~35% 1ミス:5文字減 合格文字数:600文字以上
- 文書作成
- 出題内容:手書き問題からビジネス文書を作成(表、地図を含む) 1ミス:2点減 合格点数:80点
1級
[編集]- 速度
- 漢字含有率:25~35% 1ミス:5文字減 合格文字数:700文字以上
- 文書作成
- 出題内容:手書き問題からビジネス文書を作成(表、地図を含む) 1ミス:2点減 合格点数:80点
初段
[編集]- 速度
- 漢字含有率:35~40% 1ミス:5文字減 合格文字数:800文字以上
- 文書作成I
- 出題内容:手書き問題からビジネス文書を作成(表、地図を含む) 1ミス:2点減 合格点数:80点
- 文書作成II
- 出題内容:グラフ、ソート、図形、段組み、網掛け、計算機能など 1ミス:2点減 合格点数:80点
減点基準
[編集]減点基準は4級から初段まで全て共通である。
速度
[編集]文字の大きさやフォントが混合していると1つごとに1ミスとなる。
級 | 試験時間 | 用紙サイズ | 1ミスに
対して |
漢字含有率 | 文章内容 | 出題内容 | 合格文字数 |
4級 | 10分 | A4判縦 | 1文字減 | 23%~26% | 一般的現代文 | 手書き問題
から入力 |
200文字以上 |
3級 | 300文字以上 | ||||||
準2級 | 3文字減 | 25%~30% | 400文字以上 | ||||
2級 | 500文字以上 | ||||||
準1級 | 5文字減 | 25%~35% | 600文字以上 | ||||
1級 | 700文字以上 |
文書作成
級 | 試験時間 | 用紙サイズ | 1ミスに
対して |
出題内容 | 合格点数 |
4級 | 20分 | A4判縦 | 2点減 | 手書き問題から
ビジネス文書作成 |
80点以上 |
3級 | 手書き問題から
ビジネス文書作成(表を含む) | ||||
準2級 | 手書き問題から
ビジネス文書作成(表を含む) | ||||
2級 | 手書き問題から
ビジネス文書作成(表を含む) | ||||
準1級 | 手書き問題から
ビジネス文書作成(表・地図を含む) | ||||
1級 | 手書き問題から
ビジネス文書作成(表・地図を含む) |