日本SF作家ノート
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『日本SF作家ノート』(にほんエスエフさっかノート)は、中島梓による連作評論。『奇想天外』誌1978年4月号から1979年6月号まで連載された。日本SF論の黎明期における優れた批評として、巽孝之などから高く評価されている[1]。
一冊の書籍としてはまとめられていないが、一部の作品については同著者の評論集などに収録されている。
作品
[編集]- 「フェッセンデンの実験室」(光瀬龍論)[2]
- 『奇想天外』1978年4月号
- 「神々とのチェスゲーム」(山田正紀論)
- 『奇想天外』1978年5月号
- 「信じるわ、ジョン・エナリー!」(田中光二論)[2]
- 『奇想天外』1978年6月号
- 「アトム―永遠の聖少年」(手塚治虫論パート1)
- 『奇想天外』1978年7月号
- 「わが心のロック・ホーム」(手塚治虫論パート2)
- 『奇想天外』1978年8月号
- 「ショートショートへの異常な愛情」(星新一論)[2]
- 『奇想天外』1978年9月号
- 「ヒョウタンツギの思想」(手塚治虫論パート3)
- 『奇想天外』1978年10月号
- 「筒井康隆論のためのデッサン」(筒井康隆論)[2]
- 『奇想天外』1978年11月号
- 「ヘルマプロディトスの夢」(手塚治虫論パート4)[3]
- 『奇想天外』1978年12月号
- 「パラドックス・ロストの神話」(手塚治虫論パート5)[4]
- 『奇想天外』1979年1月号
- 「狼の肖像」(平井和正論その1 虎は目覚める)[5]
- 『奇想天外』1979年1月号
- 「狼の肖像」(平井和正論その2 サイボーグは目覚めない)[5]
- 『奇想天外』1979年2月号
- 「狼の肖像」(平井和正論その3 二人の犬神明)[5]
- 『奇想天外』1979年3月号
- 「狼の肖像」(平井和正論その4 狼は目覚めたか)[5]
- 『奇想天外』1979年4月号
- 「ヒロイック・ファンタジー・ノート」[6]
- 『奇想天外』1979年5月号
- 「狼の肖像」(平井和正論その5 自意識過剰のスーパーマン)[5]
- 『奇想天外』1979年6月号