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日比英一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ひび えいいち
日比 英一
プロフィール
出身地 日本の旗 日本
愛知県名古屋市熱田区
生年月日 1934年3月21日
没年月日 (2016-10-23) 2016年10月23日(82歳没)
最終学歴 名古屋大学文学部
職歴 中部日本放送
活動期間 1957年 - 2002年
ジャンル 芸能、情報、報道
出演番組・活動
出演経歴 下記参照

日比 英一(ひび えいいち、1934年3月21日[1] - 2016年10月23日[2])は、日本の実業家中部日本放送元常務取締役、元同社アナウンサー

来歴・人物

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愛知県名古屋市熱田区出身。愛知県立瑞陵高等学校名古屋大学文学部卒業。

1957年、中部日本放送にアナウンサーとして入社。入社当初から10数年間はラジオ音楽番組『0時半です松坂屋ですカトレヤミュージックです』など主に芸能番組や社会情報番組の司会・レポーター業を中心に活動する。

その後、1974年10月に中京広域圏の放送局としては初のワイドローカルニュース番組として「CBCニュースワイド」が立ち上げられると同時に同番組の初代キャスターに抜擢。以後、1989年9月までは平日版のメインキャスター[3]1997年3月[4]までは週末版のメインキャスター、1998年3月までは土曜版のコメンテーター[5]として23年半に渡って同番組に関わり続けたほか、同局の衆議院参議院議員総選挙時の開票特別番組の東海地区パートの総合司会や、新春恒例の東海地区の財界人を招いての対談番組『新春中部財界人サロン』の司会なども長期に渡り担当、CBCの報道の顔として活躍した。

アナウンサーとして長らく活躍する傍ら、1980年以降はアナウンス部長、報道局長、論説委員長、常務取締役を歴任して2002年に退社。長年にわたるCBCへの功労から同局の常任参与に就任するとともに、中京大学大学院客員教授に就任。晩年は東海3県下で行われるシンポジウムのコーディネーターや講演活動を中心に活動していた。

2016年10月23日、急性心不全により82歳で死去した[2]

過去の出演番組

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テレビ

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  • TBS歌のグランプリ(東海地区担当レポーター)
  • CBCニュースワイド(平日メインキャスター→週末メインキャスター→土曜版コメンテーター)
  • 衆議院参議院議員選挙開票特別番組(ローカルパートの総合司会)
  • 新春中部財界人サロン(司会)
  • 一芸一流 [6]
  • さわやか対談 [7]

ラジオ

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脚注

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  1. ^ 『現代物故者事典2015~2017』(日外アソシエーツ、2018年)p.491
  2. ^ a b 元中部日本放送常務・日比英一さん死去 朝日新聞デジタル 2016年10月24日付
  3. ^ 1980年からは管理職業務との兼ね合いから平日のうち週前半のみの担当となり、週後半のメインキャスターは論説委員(当時)の大石清夫、後輩アナウンサーの岸佳弘島津靖雄が担当した。
  4. ^ 本来なら1994年に定年を迎える予定であったが、当時既に役員待遇(論説委員長兼務)の立場であったことから定年が延長されたために引き続き「ニュースワイド」の司会を担当することとなった。
  5. ^ 後任の土曜版メインキャスターは後輩の冨田和音が担当した(1998年3月まで)。
  6. ^ CBC退職後に案内役として出演。2008年10月~2009年3月放送。
  7. ^ CBC退職後に案内役として出演。2009年3月~2009年9月放送。