青山高等学校 (三重県)
表示
(日生学園第二高等学校から転送)
青山高等学校 | |
---|---|
北緯34度39分17.3秒 東経136度18分14秒 / 北緯34.654806度 東経136.30389度座標: 北緯34度39分17.3秒 東経136度18分14秒 / 北緯34.654806度 東経136.30389度 | |
過去の名称 | 日生学園第二高等学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人日生学園 |
設立年月日 | 1980年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学科内専門コース |
特進S 特進 進学 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | D124310055082 |
高校コード | 24514D |
所在地 | 〒515-2692 |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
青山高等学校(あおやまこうとうがっこう、英: Aoyama High School)は、三重県津市白山町八対野にある学校法人日生学園の運営する私立高等学校。
概要
[編集]三重県津市の青山高原内にある全寮制の高等学校で、1980年に開校した。過去校名は日生学園第二高等学校(略称は日生第二)。21世紀に入り、21世紀型グローバル全寮制教育モデルをコンセプトに、創造と自立をモットーに掲げた教育活動を行っている。学校法人日生学園創立50周年を記念して、2015年4月1日より日生学園第二高等学校から青山高等学校に校名変更した。これにともなって、コースを3つに変更し、特別進学Sコース、特別進学コース、進学コースを設けた。就職を軸とし目指す総合コースは実質廃止された。部活動にも力を入れており、放送部、ダンス部、和太鼓部などが全国大会に出場している。
かつては日生学園附属中学校が併設されていたが、1988年に日生学園第一高等学校に併設のため移転した(桜丘中学校・高等学校を参照)。また、所在地には学校法人日生学園の本部及び休園中の日生学園附属幼稚園が書類上登録されている。
2007年に一新された制服は桜丘高等学校卒業生でもあるデザイナー永澤陽一のデザインによる。
沿革
[編集]- 1980年 - 日生学園第二高等学校(にっせいがくえんだいにこうとうがっこう)として開校[1]。
- 1982年 - 日生学園附属中学校と附属幼稚園を本校の敷地内に設置[1]。
- 1987年 - 普通科の進学コース、体育コースを設置[1]。
- 1988年 - 進学コースと附属中学校を日生学園第一高等学校(現・桜丘中学校・高等学校)へ移転[1]。普通科の芸術コースを設置[1][2][3]。
- 2015年4月 - 学校法人日生学園創立50周年を記念して学校名を青山高等学校に変更[4][5]。
設置学科・コース
[編集]- 普通科
- 特進Sコース
- 特進コース
- 進学コース
部活動等の実績
[編集]- 男子硬式野球部[6][7]
- 1983年 - 三重県夏季大会ベスト4
- 1987年 - 三重県夏季大会ベスト4、三重県秋季大会準優勝(東海大会出場)
- 1988年 - 三重県夏季大会ベスト8、三重県秋季大会優勝(東海大会準優勝で翌年の第61回選抜高等学校野球大会出場)
- 1989年 - 第61回選抜高等学校野球大会出場、三重県夏季大会ベスト16
- 1990年 - 三重県春季大会ベスト8
- 1991年 - 三重県秋季大会ベスト4(4位)
- 1992年 - 三重県春季大会ベスト8、三重県夏季大会ベスト8、三重県秋季大会ベスト4(3位で東海大会出場)
- 1993年 - 三重県春季大会ベスト8、三重県夏季大会ベスト8、三重県秋季大会準優勝(東海大会出場)
- 1994年 - 三重県夏季大会ベスト16
- 1999年 - 三重県春季大会ベスト4(4位)
- 2000年 - 三重県春季大会ベスト4(3位)、三重県夏季大会優勝で第82回全国高等学校野球選手権大会出場
- 2001年 - 三重県夏季大会ベスト8
- 2002年 - 三重県夏季大会ベスト16
- 2005年 - 三重県春季大会ベスト4(4位)、三重県夏季大会ベスト16
- 2006年 - 三重県春季大会ベスト8、三重県夏季大会ベスト4、三重県秋季大会ベスト8
- 2007年 - 三重県夏季大会ベスト8、三重県秋季大会準優勝(東海大会出場)
- 2008年 - 三重県秋季大会ベスト4(4位)
- 2010年 - 三重県夏季大会ベスト16
- 男子サッカー部
- 陸上競技部
- 1990年 - 東海大会出場
- 水泳部
- 2007年 - 東海大会出場
- 空手部
- 2007年 - 東海大会出場
- 演劇部
- 2006年 - 三重県高等学校演劇大会最優秀賞・県知事賞受賞(中部高等学校演劇大会出場)
- 放送部
- 2007年
- 第54回NHK杯全国高校放送コンテスト三重県大会最優秀賞(ラジオドラマ部門・ラジオドキュメント部門)・奨励賞(アナウンス部門)
- 第54回NHK杯全国高校放送コンテスト全国大会出場(ラジオドラマ部門・ラジオドキュメント部門)
- 2008年
- 第55回NHK杯全国高校放送コンテスト三重県大会最優秀賞(ラジオドラマ部門・ラジオドキュメント部門・アナウンス部門)・奨励賞(テレビドキュメント部門・アナウンス部門)
- 第55回NHK杯全国高校放送コンテスト全国大会出場(ラジオドラマ部門・ラジオドキュメント部門・アナウンス部門)
- 第32回全国高校総合文化祭ぐんま’08 放送部門オーディオピクチュアー(AP)部門出場
- 2009年
- 第56回NHK杯全国高校放送コンテスト三重県大会最優秀賞(ラジオドキュメント部門・テレビドラマ部門・朗読部門)・奨励賞(アナウンス部門・朗読部門)
- 第56回NHK杯全国高校放送コンテスト全国大会出場(ラジオドキュメント部門・テレビドラマ部門・朗読部門)
- 2007年
- ダンス部
アクセス
[編集]卒業生(著名人)
[編集]- 浜田雅功 - お笑い芸人(ダウンタウン)。在学時は副学寮長を務めていた[8]。1981年度、第2期生。
- 鮫島秀旗 - 元・プロ野球選手(ヤクルトスワローズ)。1991年度、第12期生。
- 伊藤元昭 - 実業家・俳優・歌手。1992年度、第13期生。
- 山口賢一 - プロボクサー(WBO Asia-Pacific チャンピオン)。1998年度、第19期生。
- 尾崎瑛一郎 - プロサッカー選手[9]。2002年度、第23期生。
- 千葉和彦 - プロサッカー選手[10]。2003年度、第24期生。
- 川畑隼人 - 元・プロバスケットボール選手。2004年度、第25期生。
- 仲條リチャード聖也 - 芸人(電撃ネットワーク)。2008年度、第29期生。
系列校
[編集]- 桜丘中学校・高等学校 (三重県)
- 自由ヶ丘高等学校 (兵庫県) - 現在、休校中。
晨行
[編集]- 学校法人日生学園の「晨行(しんぎょう)」の意味では、学園の方針及び心を鍛える一環として、1980年代半ば頃までは、トイレ掃除の際にブラシを使用せず素手で全力で便器を磨かせたり、1990年代初頭頃までは、床(窓)掃除も兼ねて四つん這いになり、乾拭き雑巾を使って数分から数十分間(三年次の三学期は五~六時間)、全力で床を磨き続けさせていた。晨行の指導者は大きく腕を振って掛け声を上げる。「心行」とも書く[11][12]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e “沿革”. 学園案内. 日生学園第二高等学校. 2015年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月13日閲覧。
- ^ 普通科の普通コースも設置している。
- ^ 後に普通科の体育コース、芸術コース、普通コースも廃止になり、再度、大学進学に力を入れる方針になり、普通科の特進Sコース、特進コース、進学コースに変更した。
- ^ “私たちは新しく生まれ変わります。”. 学校法人日生学園. 2015年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月13日閲覧。
- ^ “2015.04 校名変更 予定”. 学校法人日生学園. 2015年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月13日閲覧。
- ^ 部員が規定数に満たない場合は系列校や他校と組んで連合チームとして公式戦に出場している。
- ^ 3年生は夏季大会で公式戦終了。
- ^ “ダウンタウン浜田雅功が明かした過酷な高校時代に出演者も驚き”. ライブドアニュース (2014年8月7日). 2015年8月3日閲覧。
- ^ 朝日新聞、2003年1月1日付朝刊、三重地方面
- ^ “千葉和彦”. 選手名鑑. サンフレッチェ広島. 2015年4月13日閲覧。
- ^ 全力心行とも呼ばれ、心行以外でも全力清掃、自衛隊が行うような団体訓練、全力体操、団体マラソン、全力の大声で学校の校歌や応援歌、流行歌を歌うことも行っていた。
- ^ 1992年の児童福祉法の改正等のきっかけにより、スパルタ教育を行わないように学校の方針を変えていった。