日田文学
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『日田文学』(日田文學、ひたぶんがく)は、大分県日田市において刊行されてきた文芸同人誌である。
概要
[編集]- 1954年、芥川賞候補作家・岡田徳次郎ら19名によって創刊。
- 1958年、第4号をもって休刊。
- 1969年、復刊。
- 1988年、第27号をもって休刊。
- 1993年2月、9名の同人によって復刊。
- 2009年4月、第57号をもって、再び休刊。理由は、同人数及び売上げの減少による経費負担増大に加え、同人の高齢化による創作意欲の減退とされている[1]。
- 刊行期 不定期(概ね年2回)。
- 編集人 江川義人。
- 発行人 河津武俊。
- 印刷所 三光堂印刷所。
掲載内容
[編集]総合文芸同人誌であり、小説、詩、エッセイ、戯曲、評論、俳句及び短歌など、ジャンルを問わず収録している。
その他
[編集]第30号から約40作の小説が月刊誌「文學界」の同人雑誌評コーナーに採り上げられ、同コーナーのベスト5にも多くの作品が選ばれるなど、一時は県内随一の文芸同人誌とされていたが、経費増大・同人高齢化の波には抗えず、再休刊となった。
脚注
[編集]- ^ 2008年10月30日読売新聞大分地域版。