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日米レスリングサミット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日米レスリングサミット(にちべいレスリングサミット)は、新日本プロレス全日本プロレスWWFの合同興行として開催したプロレス興行

概要

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前年の1989年、単独で日本進出を狙っていたWWFのビンス・マクマホン・ジュニアと、それを制したい全日本プロレスのジャイアント馬場が協議し、本興行の開催を決定。その後馬場は、新日本プロレスの坂口征二に参加を要請し、受諾したことから3団体共催となった。一方、WWFと新日本が共催して興行を実施することに、新日本と提携していたWWFのライバル団体であるWCWが心証を害し、本興行の開催発表後、1990年2月に開催の新日本の東京ドーム大会「'90 スーパーファイト in 闘強導夢」へのリック・フレアー派遣を中止した。目玉選手を失った新日本の坂口は、馬場に協力を要請し、「'90 スーパーファイト」に鶴田、ハンセンなどの全日本選手が参加している[1]

試合結果

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日程
1990年4月13日
会場
東京ドーム
観衆
53,742人
第1試合
6人タッグマッチ20分1本勝負
ダグ・ファーナスダニー・クロファットジョー・マレンコ vs 川田利明サムソン冬木北原辰巳
○クロファット(11分26秒・エビ固め)×北原
第2試合
シングルマッチ20分1本勝負
獣神サンダー・ライガー vs 野上彰
○ライガー(8分37秒・片エビ固め)×野上
第3試合
タッグマッチ20分1本勝負
ジミー・スヌーカティト・サンタナ vs 渕正信小橋健太
○スヌーカ(8分28秒・片エビ固め)×渕
第4試合
シングルマッチ20分1本勝負
タイガーマスク vs ブレット・ハート
タイガー(20分時間切れ引き分け)ブレット
第5試合
シングルマッチ20分1本勝負
ザ・グレート・カブキ vs グレッグ・バレンタイン
○カブキ(7分16秒・エビ固め)×バレンタイン
第6試合
シングルマッチ20分1本勝負
ジェイク・ロバーツ vs ビッグ・ボスマン
○ロバーツ(10分25秒・体固め)×ボスマン
第7試合
IWGPタッグ選手権試合60分1本勝負
マサ斎藤橋本真也(チャンピオンチーム) vs 長州力蝶野正洋(チャレンジャーチーム)
○斎藤(13分0秒・片エビ固め)×蝶野
第8試合
タッグマッチ60分1本勝負
ジャンボ鶴田キング・ハク vs リック・マーテルカート・ヘニング
○鶴田(10分53秒・体固め)×マーテル
第9試合
シングルマッチ60分1本勝負
天龍源一郎 vs ランディ・サベージ(w / センセーショナル・シェリー・マーテル
○天龍(10分49秒・エビ固め)×サベージ
第10試合
WWF世界ヘビー級選手権試合60分1本勝負
アルティメット・ウォリアー(チャンピオン) vs テッド・デビアス(チャレンジャー)
○ウォリアー(6分12秒・体固め)×デビアス
セミファイナル
タッグマッチ60分1本勝負
ジャイアント馬場アンドレ・ザ・ジャイアント vs デモリッションアックス&スマッシュ
○アンドレ(6分39秒・体固め)×スマッシュ
メインイベント
シングルマッチ60分1本勝負
ハルク・ホーガン vs スタン・ハンセン
○ホーガン(12分30秒・片エビ固め)×ハンセン

エピソード

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脚注

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  1. ^ 『G SPIRITS Vol.38』(2015年 辰巳出版 ISBN 9784777816248 p94)