日胤 (大石寺)
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日胤(にちいん、1829年4月19日(文政12年3月16日) - 1880年(明治13年)6月2日)は、大石寺第54世法主。千葉阿闍梨。英俊院。泰賢。千葉姓。
経歴
[編集]- 1829年(文政12年)3月16日、誕生。
- 1838年(天保9年)3月12日、江戸妙縁寺にて得度。
- 1844年(弘化元年)10月25日、細草檀林に入檀する。
- 1853年(嘉永6年)9月、随力演珠抄を著す。
- 1853年(嘉永6年)12月、破権立実抄を著す。
- 1854年(安政元年)
- 1月、法華経教相独一得意抄を著す。
- 4月1日、京都・大亀谷檀林に入檀。
- 1859年(安政6年)11月12日、大坂北野・蓮華寺に住す。
- 1860年 九州大宰府を遊化す。
- 1862年(文久2年)9月、京都・大亀谷檀林91代の化主となる。
- 1863年(文久3年)
- 3月、議奏・正親町実徳に申状を記す。
- 10月19日、二条殿御所に上申す。
- 11月3日、上申により御所に召される。
- 1865年(慶応元年)3月28日、阿波・敬台寺住職となる。
- 1869年(明治2年)
- 7月、37代大学頭となる。
- 11月1日、52世日霑より法の付嘱を受け、大石寺第54世日胤として登座。23日に大坊に入る。
- 1873年(明治6年)
- 1月、前年9月18日の官布告に対し、大石寺一本寺独立願を教部省に提出。
- 6月、申状を記し、教部省に自門の教義を建白す。
- 7月、教部省に大石寺一本寺独立願を提出。
- 12月12日、第55世日布へ法を付嘱した。
- 1880年(明治13年)6月2日、51歳で死去した。
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