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日胤 (大石寺)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日胤(にちいん、1829年4月19日文政12年3月16日) - 1880年明治13年)6月2日)は、大石寺第54世法主。千葉阿闍梨。英俊院。泰賢。千葉姓。

経歴

[編集]
  • 1829年文政12年)3月16日、誕生。
  • 1838年天保9年)3月12日、江戸妙縁寺にて得度
  • 1844年弘化元年)10月25日、細草檀林に入檀する。
  • 1853年嘉永6年)9月、随力演珠抄を著す。
  • 1853年(嘉永6年)12月、破権立実抄を著す。
  • 1854年安政元年)
    • 1月、法華経教相独一得意抄を著す。
    • 4月1日、京都・大亀谷檀林に入檀。
  • 1859年(安政6年)11月12日、大坂北野・蓮華寺に住す。
  • 1860年 九州大宰府を遊化す。
  • 1862年文久2年)9月、京都・大亀谷檀林91代の化主となる。
  • 1863年(文久3年)
    • 3月、議奏・正親町実徳に申状を記す。
    • 10月19日、二条殿御所に上申す。
    • 11月3日、上申により御所に召される。
  • 1865年慶応元年)3月28日、阿波・敬台寺住職となる。
  • 1869年明治2年)
    • 7月、37代大学頭となる。
    • 11月1日、52世日霑より法の付嘱を受け、大石寺第54世日胤として登座。23日に大坊に入る。
  • 1873年(明治6年)
    • 1月、前年9月18日の官布告に対し、大石寺一本寺独立願を教部省に提出。
    • 6月、申状を記し、教部省に自門の教義を建白す。
    • 7月、教部省に大石寺一本寺独立願を提出。
    • 12月12日、第55世日布へ法を付嘱した。
  • 1880年(明治13年)6月2日、51歳で死去した。


先代
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