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日開

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日開(にちかい、1873年8月23日 - 1943年11月21日)は、大石寺第60世法主。信夫阿闍梨。証行院。道号は法運。妻は芸者の彦坂スマ。子息は前法主第67世日顕日蓮正宗宗務院布教部長兼東京・常在寺住職の阿部日明は孫にあたる。

略歴

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  • 1873年明治6年)8月23日、福島県信夫郡荒井村(現在の福島市荒井)21番地に、阿部庄右衛門を父として誕生。俗名は運蔵。証行院。
  • 1889年(明治22年)、18歳の時、日応について得度。
  • 1922年大正11年) - 昭和3年、本山寂日坊、常泉寺(東京都墨田区向島)住職を歴任。
  • 1928年昭和3年)、大石寺59世日亨より法の付嘱を受け、大石寺60世に登座。
  • 1931年(昭和6年)、日蓮大聖人第六百五十遠忌奉修。
  • 1931年(昭和6年)、寄棟造り客殿を、入母屋造りに改修。
  • 1931年(昭和6年)、三門大改修。
  • 1935年(昭和10年)、61世日隆に法を付嘱した後、蓮葉庵で隠居した。
  • 1941年(昭和16年)、日蓮宗との合同問題では、反対の立場を表明。
  • 1943年(昭和18年)11月21日、70歳で死去。


先代
日亨
大石寺住職一覧
第60世:1928-1935
次代
日隆