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旦ノ島駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
旦ノ島駅
駅入口(2005年3月撮影)
だんのしま
DANNOSHIMA
近ノ島 (1.3 km)
(1.2 km) 尻毛
所在地 岐阜県岐阜市旦島
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 揖斐線
キロ程 2.0 km(忠節起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
132人/日
-1992年[1]-
開業年月日 1914年大正3年)3月29日
廃止年月日 2005年平成17年)4月1日
備考 1916年大正5年)8月1日から1937年昭和12年)7月12日まで廃止
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旦ノ島駅(だんのしまえき)は、岐阜県岐阜市旦島にあった名古屋鉄道揖斐線である。急行列車は停車しなかった。

歴史

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揖斐線の前身である岐北軽便鉄道が路線を開業させた当初より存在した駅だが、開業の2年後に廃止される。その後復活したものの、揖斐線の全線廃止により廃駅となった。

駅構造

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ホーム

単式ホーム1面1線の地上駅無人駅

配線図

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旦ノ島駅 構内配線略図

黒野方面
旦ノ島駅 構内配線略図
忠節方面
凡例
出典:[9]


利用状況

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  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は132人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中331位、 揖斐線・谷汲線(24駅)中17位であった[1]

駅周辺

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隣駅の近ノ島駅同様に「島」が付く名前となっているのは、このあたりが長良川伊自良川に囲まれた湿地帯で、かつては豪雨のたびに川が氾濫し集落が孤立していたことによる[10]。また、田園風景が昭和高度経済成長期前までは広がっていたが、揖斐線廃線時には岐阜市郊外の住宅地化している[11]

  • 旦島公園
  • 島消防署(旧岐阜北消防署島出張所)[12]

隣の駅

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名古屋鉄道
揖斐線
急行
通過
■普通
近ノ島駅 - 旦ノ島駅 - 尻毛駅
  • 戦前までは隣の近ノ島駅との間に萱場駅が、尻毛駅との間に尻毛橋駅が存在した。

脚注

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  1. ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  2. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1914年4月9日(国立国会図書館デジタル化資料)
  3. ^ a b 『岐阜のチンチン電車 岐阜市内線と美濃町・揖斐・谷汲線の85年』郷土出版社、1997年、220-230頁。ISBN 4-87670-097-4 
  4. ^ 「軽便鉄道停留場廃止」『官報』1916年8月5日(国立国会図書館デジタル化資料)
  5. ^ 日本鉄道旅行地図帳 追加・訂補一覧 7号 東海”. 鉄道フォーラム. 2016年6月11日閲覧。
  6. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、881頁。 
  7. ^ 徳田耕一『名鉄600V線の廃線を歩く-惜別の“岐阜線”と空港線誕生』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2005年、144頁。ISBN 978-4-53305-883-7 
  8. ^ 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、52頁。ISBN 978-4-10-790025-8 
  9. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第473号 1986年12月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、付図「名古屋鉄道路線略図」
  10. ^ 川島令三全国鉄道事情大研究』 名古屋北部・岐阜篇 1、草思社、1997年、140頁。ISBN 4-7942-0796-4 
  11. ^ 徳田耕一『名鉄600V線の廃線を歩く-惜別の“岐阜線”と空港線誕生』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2005年、94頁。ISBN 978-4-53305-883-7 
  12. ^ 岐阜市消防本部の組織・所在地・連絡先/消防総務課:岐阜市公式ホームページ。2014年12月15日閲覧。

参考文献

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関連項目

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