明光義塾
明光義塾(めいこうぎじゅく)は、株式会社明光ネットワークジャパンが展開する、個別指導学習塾。2020年(令和2年)8月末時点の教室数は1,862教室[1][2]で、直営教室とフランチャイズ教室の2種に分かれる[3]。
概要
[編集]創業者は塾長・渡辺弘毅。2018年11月より、代表取締役社長として、山下一仁が就任した。本部は東京都新宿区西新宿[2]。
小学生から高校生まで、全学年全教科対応。1人の講師が3人程度の生徒を担当する個別指導を採用している(学年・指導科目が異なる3名を同時に教えることもある)。ピーク時は全国47都道府県に合計2137教室を展開、生徒数は13万9515名(2015年2月現在。『第31期明光レポート(事業報告書)』より)。2006年からロゴマークを変更、2018年にもマイナーチェンジを行った[4]。
コンセプトとしては進学塾というよりは補習塾が近い[独自研究?]が、個別指導塾において、高校受験者合格者数No1、大学受験者合格者数No1となっている。
教育理念
[編集]個別指導による自立学習を通じて 創造力豊かで自立心に富んだ 21世紀社会の人材を育成する[5]
沿革
[編集]- 1984年9月 - 個別指導塾を引き継ぎ、『明光義塾』としてフランチャイズ及び直営教室による運営を開始
- 1993年2月 - 明光義塾500教室を達成
- 2002年2月 - 明光義塾1,000教室を達成
- 2006年3月 - 明光義塾1,500教室を達成
- 〜2016年現在 - 明光義塾2,100教室以上
- 2011年3月 - 早稲田アカデミーと業務提携を行い早稲田アカデミー個別進学館を大宮・志木・御茶ノ水に開校
経営形態
[編集]明光義塾の経営形態は、明光ネットワークジャパンが運営する直営教室、地域のフランチャイズ(FC)オーナーが運営するFC教室の2種類に分かれる。FC教室の場合、1人のオーナーが教室長として1つの教室を運営しているケースと、法人として複数教室を展開している場合がある。本部のスーパーバイザーがFC教室を巡回し、指導を行っている。
教室の運営形態
[編集]教室長と呼ばれる管理者が、学習計画作成・管理や進路指導、講師マネジメントなどの教室運営を取り仕切っている。教室内は基本的に独立した部屋は設けられていない。教室内のどこからでも見通せるようになっていて、教室長の目が行き届くようになっている。授業スペースは、一人ひとりの座席がパーティションで区切られていて、ここで個別指導が行われる。
授業の形態
[編集]- 個別指導
- 1授業(1コマ)は90分
集団授業の学習塾・予備校と違い、個別のカウンセリングを通して学習計画がプランニングされ、生徒は予め設定した曜日・時間に通塾し、授業を受ける[6]。また、授業日はその当日の都合などによって別の日時に振り替えることができる。ただし、教室で定めた期日までに予め連絡しておく必要がある[7]。
自立学習を目的としており、必要以上に教え込まず、自分で解く力を養うために、常に講師がそばにいるわけではないことも大きな特徴である(放置されるということではない)。2018年から「振り返り授業」と呼ばれるメソッドに基づき生徒自身わかったことを自分で言葉にする、といった学習法(MEIKO式!コーチング)が授業内で取り入れられている[4][8]。
脚注
[編集]- ^ “事業情報”. 明光ネットワークジャパン. 2021年1月30日閲覧。
- ^ a b “運営会社について”. 明光義塾. 2021年11月6日閲覧。
- ^ “明光義塾FCの仕組み”. 明光義塾FCオーナー募集. 2021年1月30日閲覧。
- ^ a b “2020年の教育改革に向けて明光義塾が動き出す 新指導メソッドによる「大改革」を実施! 内村航平が「MEIKO式コーチング」のヘッドコーチに就任”. 明光ネットワークジャパン (2017年12月5日). 2021年1月30日閲覧。
- ^ “企業理念”. 明光ネットワークジャパン. 2021年1月30日閲覧。
- ^ “明光義塾の個別指導について(よくあるご質問)”. 明光義塾. 2021年1月30日閲覧。
- ^ “その他(よくあるご質問)”. 明光義塾. 2021年1月30日閲覧。
- ^ “明光義塾の授業について”. 明光義塾. 2021年1月30日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 明光義塾 (@meiko_coaching) - X(旧Twitter)