明王寺 (山梨県富士川町)
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明王寺 | |
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所在地 | 山梨県南巨摩郡富士川町舂米2 |
位置 | 北緯35度34分24.1秒 東経138度26分54.5秒 / 北緯35.573361度 東経138.448472度座標: 北緯35度34分24.1秒 東経138度26分54.5秒 / 北緯35.573361度 東経138.448472度 |
山号 | 大聖金剛山 |
院号 | 息障院 |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 不動明王 |
創建年 | 奈良時代 |
開山 | 儀丹行円 |
札所等 | 甲斐百八霊場83番札所 |
文化財 | 木造薬師如来立像、鰐ロ(以上、重要文化財)、不動明王版木(山梨県指定有形文化財)他 |
公式サイト | 大聖金剛山明王寺 |
法人番号 | 3090005005553 |
明王寺(みょうおうじ)は、山梨県南巨摩郡富士川町にある真言宗智山派の寺院。
歴史
[編集]奈良時代、儀丹行円によって開山された。儀丹行円は生没年不詳の謎の人物であるが、言い伝えによれば藤原不比等の縁者で、三論宗を学んで、唐に留学したこともある僧侶という[1]。
当初は三論宗の寺院であったが、後に華厳宗に、密教伝来に伴い真言宗に転宗した[1]。
このように歴史ある古刹であるため、多くの寺宝を所蔵している。中でも「木造薬師如来立像」と「鰐ロ」は国の重要文化財に指定されている[2]。
文化財
[編集]- 木造薬師如来立像(重要文化財 明治39年9月6日指定)[3]
- 鰐ロ(重要文化財 昭和40年5月29日指定)[4]
- 不動明王版木(山梨県指定有形文化財 昭和44年11月20日指定)[5]
- 四脚門(富士川町指定文化財 昭和47年7月14日指定)[6]
- 禁制札(富士川町指定文化財 昭和58年3月29日指定)[6]
- 不動明王二童子像(富士川町指定文化財 令和3年2月1日指定)[6]
交通アクセス
[編集]- 増穂ICより車7分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 山梨県高等学校教育研究会地歴科・公民科部会 編『山梨県の歴史散歩(歴史散歩19)』山川出版社、2007年