星宮神社古墳 (下野市)
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星宮神社古墳 | |
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別名 | 星の宮神社古墳 |
所在地 | 栃木県下野市細谷 |
位置 | 北緯36度25分50.07秒 東経139度50分6.73秒 / 北緯36.4305750度 東経139.8352028度座標: 北緯36度25分50.07秒 東経139度50分6.73秒 / 北緯36.4305750度 東経139.8352028度 |
形状 | 円墳 |
規模 | 直径46m |
埋葬施設 | 横穴式石室 |
出土品 | 人骨片・馬鐸ほか副葬品多数・須恵器・埴輪 |
築造時期 | 6世紀後半 |
史跡 | なし |
地図 |
星宮神社古墳(ほしのみやじんじゃこふん、星の宮神社古墳)は、栃木県下野市細谷(ほそや)にある古墳。形状は円墳。史跡指定はされていない。
概要
[編集]栃木県南部、姿川西岸の段丘上に築造された古墳である[1]。現在は墳頂に星宮神社が所在し、1982年(昭和57年)に発掘調査が実施されている[1]。
墳形は円形で、直径約46メートルを測る[1]。墳丘表面では円筒埴輪・形象埴輪が検出されている[2]。埋葬施設は横穴式石室で、川原石の小口積みによって構築される[1]。玄室は長さ7.1メートル・幅1.9メートルを測り、前面に現存長さ0.75メートルの羨道が接続する[1]。石室内からは人骨片(歯)のほか、副葬品として鉄鉾1・鹿角装大刀1・飾金具1・釧1・耳環2・玉類・馬具(轡2・雲珠2・辻金具2・馬鐸3・鉸具3)などが検出されている[1]。特に馬鐸は類例の少ない優品として注目される[1]。築造時期は古墳時代の6世紀後半頃と推定される[1][2]。
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須恵器 提瓶
しもつけ風土記の丘資料館展示。
関連施設
[編集]- しもつけ風土記の丘資料館(下野市国分寺) - 星宮神社古墳の出土品等を保管・展示。
脚注
[編集]参考文献
[編集](記事執筆に使用した文献)
- 橋下澄朗「星の宮神社古墳」『日本古墳大辞典』東京堂出版、1989年。ISBN 4490102607。
関連文献
[編集](記事執筆に使用していない関連文献)
- 栃木県文化振興事業団 編『星の宮神社古墳・米山古墳(栃木県埋蔵文化財報告書 第76集)』栃木県教育委員会、1986年。