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春日神社 (北九州市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
春日神社
所在地 福岡県北九州市八幡西区藤田1丁目10-44
位置 北緯33度51分55.4秒 東経130度46分23.5秒 / 北緯33.865389度 東経130.773194度 / 33.865389; 130.773194 (春日神社)座標: 北緯33度51分55.4秒 東経130度46分23.5秒 / 北緯33.865389度 東経130.773194度 / 33.865389; 130.773194 (春日神社)
主祭神 武甕槌命
経津主命
天児屋根命
比売神
黒崎大明神
社格 国史見在社論社
旧県社
創建 不詳
本殿の様式 流造
別名 春日宮
鳥野神社
黒田神社
例祭 10月15日
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春日神社(かすがじんじゃ)は福岡県北九州市八幡西区黒崎地区にある神社で、春日宮や黒田神社とも称される。 『日本三代実録』に記載される「筑前国鳥野神」に充てられる国史見在社論社[1]。毎年7月に春日宮へ奉納する黒崎祇園山笠は北九州の風物詩として有名。

祭神

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春日四神武甕槌命経津主命天児屋根命比売神)の他、福岡藩祖である黒田如水、および初代藩主・黒田長政(黒崎大明神)と黒田二十四騎を併せて祀る。

歴史

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古くは鳥野神社と称し、『日本三代実録』の貞観15年(873年)に神位の等級を進められた「鳥野神」に充てられている。中世は領主・麻生氏の崇敬篤く、近世に至り黒田氏が筑前へ入国すると黒崎宿・藤田の鎮守神として栄えた。後に藩祖・黒田如水および初代藩主・黒田長政を祀り、併せて黒田家家中で勲功のあった24人の武将を顕彰。江戸時代を通じて「黒田大明神」または長政の神号、「黒崎大明神」を称した。明治に至り春日宮と再称。同5年(1872年村社昭和12年(1937年)、県社に列した。

祭事

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  • 祇園大祭(黒崎祇園山笠):7月21日 - 23日
  • 秋季大祭(例大祭):10月15日

交通

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脚注

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  1. ^ もっとも、「筑前国鳥野神」については福岡県直方市頓野の鳥野神社に充てる説が有力視されている(『神道大辞典』、平凡社、昭和14年等)。