春風の招待
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『春風の招待』(はるかぜのしょうたい)は宝塚歌劇団のミュージカル作品。雪組[1]公演。
ストーリー
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページ[2]を参照
1890年頃、ベル・エポックのフランスを舞台にした物語。パリの伊達男がジゴロの親分と語らって、城の舞踏会に乗り込み宝石を盗もうと企むが、城の女主人というのがなかなかのしたたか者であった。愛と欲望が絡み合って意外な結末となるコメディ作品。
公演データ
[編集]- 宝塚・東京公演
- 1979年1月1日 - 2月13日[2](新人公演:1月23日[3]) 宝塚大劇場
- 1979年4月1日 - 4月30日[4](新人公演:4月15日[3]) 東京宝塚劇場
- 併演作品は『ハロー!ホリデー[5]』。
- 全国ツアー
- 1979年5月18日 - 7月7日[6] 長岡、両津、新潟、弘前、青森、八戸、盛岡、釜石、気仙沼、仙台、太田、習志野、厚木、今市、横浜、福井、松任、金沢、奈良、岡山、丸亀、徳島、高知、松山、広島、戸畑、久留米、大分、中津、那覇、和歌山
- 併演作品は『ファンキー・ジャンプ[6]』
主な配役(宝塚・東京)
[編集]- ギスターブ(悪党[2])、ジョルジュ(ギスターブの双子の弟[2]。気弱な性格[2])(二役) - 汀夏子[3](新人公演:高汐巴[3])
- エクトール(女主人の甥で騎兵隊士官[2])、ジョセフィーヌ(エクトールの妹[2]。ギスターブに一目惚れする[2])(二役) - 麻実れい[3](新人公演:山城はるか[3])
宝塚大劇場公演のデータ
[編集]形式名は「宝塚ロマンチック・コメディ[2]」。13場[2]。
スタッフ
[編集]- 作・演出:植田紳爾[2]
- 音楽[7]:寺田瀧雄、入江薫
- 音楽指揮:野村陽児[7]
- 振付[7]:喜多弘、岡正躬、黒滝月紀夫
- 装置:渡辺正男[7]
- 衣装:小西松茂[7]
- 照明:今井直次[8]
- 音響:松永浩志[8]
- 小道具:上田特市[8]
- 効果:中田正廣[8]
- 演出助手:正塚晴彦[8]
- 制作:橋本雅夫[8]
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。