晦日祓い
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晦日祓い(みそかばらい)とは、大晦日に行われる清めの行事[1][2][3][4][5]。みそかっぱらいともいう。
概要
[編集]大晦日に関東にて行われる行事であり、一年間の厄・災い・邪気を祓う。家の代表者が家各所を周り、各所でお辞儀を行った後に御幣(祓串・小祓い)[6]を両手で持ち「左・右・左」と振る。最初に神棚前、次に家の各部屋・台所・トイレ・屋敷外の祠と各所、最後に家族全員を祓う。祓って邪気の付いた祓串は鬼門除けのために家の庭の鬼門(北東)の土に差し突き立てるか、門外の角の土に差し突き立てるか、全て燃やして燃やした灰を北東方位の土に撒く。北東方位の求め方は家の中を中心とするのではなく、家の外も含めた家の生活敷地内の中心にする。神社に持っていき、お焚きを行ってもらってもいい。
脚注
[編集]- ^ “神棚の御神札のご用意ができました。 | 茨城県取手 総鎮守 八坂神社”. toride-yasaka.or.jp. 2022年1月1日閲覧。
- ^ 國領神社. “お釜締め”. 國領神社. 2022年1月1日閲覧。
- ^ “家をお守りする年神様”. hiejinja. 2022年1月1日閲覧。
- ^ “年越し(仮訳) | December 2013 | Highlighting Japan”. www.gov-online.go.jp. 2022年1月1日閲覧。
- ^ “今の子どもたちに教えたい日本の文化【大晦日】の由来と過ごし方 | ガスビルトインコンロ | 毎日の献立レシピもノーリツ毎日グリル部”. 毎日グリル部. 2022年1月1日閲覧。
- ^ 日本国語大辞典,デジタル大辞泉, 精選版. “祓串とは”. コトバンク. 2022年1月1日閲覧。