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智観寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
智観寺ちかんじ
所在地 埼玉県飯能市中山520
位置 北緯35度51分45.5秒 東経139度19分09.5秒 / 北緯35.862639度 東経139.319306度 / 35.862639; 139.319306座標: 北緯35度51分45.5秒 東経139度19分09.5秒 / 北緯35.862639度 東経139.319306度 / 35.862639; 139.319306
山号 常寂山[1]
院号 蓮華院[1]
宗旨 新義真言宗[1]
宗派 真言宗豊山派
創建年 元慶年間[1]
開基 丹冶武信[1]
中興 朝覚[1]
正式名 常寂山 蓮華院 智観寺
法人番号 1030005014628 ウィキデータを編集
智観寺の位置(埼玉県内)
智観寺
智観寺
智観寺 (埼玉県)
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智観寺(ちかんじ)は、埼玉県飯能市にある真言宗豊山派寺院である。山号は常寂山(じょうじゃくざん)。

歴史

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陽成天皇元慶年間(877年885年)に中山丹治武信が創建したと伝えられている。永正年間(1504年1521年)に朝覚上人によって中興された。その後火災や慶応4年(1868年)の飯能戦争で焼失したが、明治9年(1876年)再建された。

この寺にはかつて水戸徳川家に仕え、常陸松岡藩2万5,000石の大名となった中山信吉中山氏の墓碑が多数ある。このほか埼玉県指定有形文化財の中山信吉木碑、智観寺板石塔婆などの考古資料などの文化財は宝物館に収められ、毎年10月最終日曜日に一般公開されている。

家光より代々御朱印を20石賜る。

高麗郡三十三所巡礼の第一札所。

文化財

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  • 本尊 木造不動明王及び両脇侍像:江戸時代
    • 中尊:寄木造、玉眼、古色
    • 両脇侍:寄木造、玉眼、彩色
  • 中山信吉木碑(埼玉県指定有形文化財[2]):木碑 ケヤキ材一材製、台座の亀趺は寄木造 撰文:儒学者林道春(後の林羅山)
  • 中山信吉坐像:寄木造、玉眼、彩色
  • 鶴型燭台:鋳銅製、木製台座
  • 智観寺板石塔婆3基(埼玉県指定有形文化財[3]):鎌倉時代 仁治二年(1241)銘、仁治三年(1242)銘、永仁六年(1298)銘
  • 絹本着色仏涅槃図(埼玉県指定有形文化財[4]): 鎌倉時代、掛幅装、絹竪地一幅、着彩、一部截金
  • 木造薬師如来坐像:鎌倉時代― ヒノキ材割矧造、彫眼、漆箔(後補)
  • 木造宝冠釈迦如来坐像:江戸時代― 寄木造、玉眼、漆箔
  • 中山信吉墓(埼玉県指定史跡[5]):江戸時代 石造

脚注

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参考文献

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関連項目

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