暁のロンバルディア
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『暁のロンバルディア』は、1981年の宝塚歌劇団のミュージカル作品。正塚晴彦のバウデビュー作品。
バウ・ロマン「暁のロンバルディア」-愛が蘇るとき-作・演出:正塚晴彦。
あることから傭兵となり、ひと時、色んなものを手に入れた青年が、本当に大切なものは何かを問う物語。
あらすじ
[編集]舞台は、16世紀初頭、イタリア・ロンバルディア平原。ある事柄から決闘をよぎなくされる貧乏男爵の次男フランソワ。 そのためクレマン伯爵の助言もあり、フランスを出ることに…。
途中、アンヌ・シモン姉弟をたすけることになる。 人違いからあるトラブルにまきこまれたりするが、アンヌを愛するようになる。
傭兵となり、地位も、城も持つ。一方、クレマン伯爵とソフィア王女も追い詰められていた。
ある事件から傭兵であることにも苦悩するフランソワ。たたかいのむなしさなどから、本当に求めていたものかは何かを悩む…。 数々のもの事が交錯してゆく…。 そして…。
公演期間・公演場所
[編集]- 1981年 星組 6月14日 - 29日、宝塚バウホール
- 1981年 雪組 9月20日 - 10月5日、宝塚バウホール
主な配役
[編集]星組公演
- フランソワ:貧乏貴族の息子 - 峰さを理
- アンヌ:戦争で両親を失った娘 - 秋篠美帆
- シモン少年:アンヌの弟 - ありす未来
- クレマン伯爵:フランソワの親友 - 新城まゆみ(花組)
- ソフィア:ミラノ国王女・フレマンの恋人 - 南風まい
雪組公演
- フランソワ:貧乏貴族の息子 - 奈々央とも
- アンヌ:戦争で両親を失った娘 - 草笛雅子
- シモン少年:アンヌの弟 - 花田あい
- クレマン伯爵:フランソワの親友 - 桐さと実
- ソフィア:ミラノ国王女・フレマンの恋人 - 北原遥子
主な楽曲
[編集]- 命よ
- シモンの死(作詞:正塚晴彦 作曲:吉崎憲治)
- あなたがいるから
- 愛すればこそ
- くるみの樹
- 戦士達(作詞:正塚晴彦 作曲:寺田瀧雄)
- 暁のロンバルディア
- 「愛の旅立ち」LIVECD(2枚組)各配信サイト・ダウンロード販売など
スタッフ
[編集]- 作・演出:正塚晴彦
- 作曲・編曲:寺田瀧雄、吉崎憲治
- 振付:司このみ
- 装置:大橋泰弘
- 衣装:任田幾英
- 照明:今井直次
- (録音)演奏:宝塚ニューサウンズ
- 演出助手:谷正純
- 制作:久国高
- 企画:宝塚歌劇団
- 主催:宝塚企画
参考文献
[編集]- 歌劇 (雑誌) Takarazuka revue (669)『暁のロンバルディア』六月星組宝塚バウホール公演 p54~55
- 歌劇 Takarazuka revue (674) 九・十月雪組宝塚バウホール公演『暁のロンバルディア』p28
関連項目
[編集]主な放送
- 『暁のロンバルディア』 関西テレビ
- 『暁のロンバルディア』 タカラヅカスカイステージ