書き損じミノムシ
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書き損じミノムシ(かきそんじミノムシ)[1][2]や誤字をごまかすミノムシ(ごじをごまかすミノムシ)[3]、誤字虫(ごじむし)[4]と呼ばれるキャラクターは、手紙などの筆記で文字を書き間違えた際に、書き間違えた文字を消し、その上に目玉を2つ描き足した時に生まれるキャラクター。そのキャラクターに吹き出しを付けて、正しい文字に置き換える場合もある。
概要
[編集]書き文字を間違えた時に、その間違えた箇所を黒く塗って目を加える[4][2]。正しい文字に置き換える場合には、その出来たキャラクターに正しい文字を言わせる[1]。 昭和から平成にかけて一世を風靡したが、電子メールやSMSの普及によって手紙を書く機会そのものが激減したために、目にすることが少なくなった[3]。 正式な名前は無く、「みのむし」「誤字虫」「げじげじ」「直ムシ」「けむし」「けし虫」「まっくろくろすけ」など多種多様に呼ばれており、脚を描き足したり、角を添えてカブトムシやクワガタのようにしたり、ねこやクワガタ、りんごにするなどのアレンジが加えられる場合もある[4][5]。
出典
[編集]- ^ a b ぺぺ【ぺんてる公式】による2018年1月29日午前9:27のツイート、2023年6月24日閲覧。
- ^ a b isuta (2024年2月2日). “誤字をした時に現れるアレ/スズキさんと金曜の午後 vol.81【連載マンガ】”. ガジェット通信. 東京産業新聞社. 2024年3月11日閲覧。
- ^ a b tks24 (2019年2月25日). “手紙などでおなじみの「誤字をごまかすミノムシ」、メールやSMSの普及で絶滅寸前?”. INTERNET Watch. インプレス. 2023年6月24日閲覧。
- ^ a b c 田端あんじ (2019年2月26日). “【懐かしい?】字を間違えたときに登場するコイツ知ってる? 「みのむし」「誤字虫」「けし虫」などいろんな呼び名があるみたい”. Pouch. ソシオコーポレーション. 2023年6月24日閲覧。
- ^ 宮原れい (2019年2月23日). “今の若い子は知らない……? 書き損じを毛虫にしてごまかすやつ「まだ生きてる?」と話題に”. ねとらぼ. ITmedia. 2024年3月11日閲覧。