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月乃光司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

月乃 光司(つきの こうじ、1965年2月3日‐)は、日本作家障害者など様々な人々が関わるパフォーマンス集団「こわれ者の祭典」の代表者。

人物

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小中学校時代にいじめられた経験を持つ。高校入学後に対人恐怖症醜形恐怖症を患い4年間引きこもり生活を送る。

20代半ばからアルコール依存症を患うが精神科病院への入院や自助グループへの参加により健康を回復し、社会人として生活を送る。

会社員時代に自身の体験をまとめ書きあげた著書「窓の外は青 アルコール依存症からの脱出!!」を2001年に出版、作家デビューを果たしこの作品で新潟市民文学奨励賞・新潟出版文化賞文芸賞を受賞する。

デビュー後新潟日報にコラムを連載する。また2002年5月31日には自身が代表を務める『こわれ者の祭典』が新潟市総合福祉会館で初公演を行うなど様々な活動をしている。やがて、それらの活動は、いくつかのメディアから取り上げられ注目を集めるようになった[1]。映画「降りてゆく生き方」にも出演。2010年には、これら活動が人々に力と勇気を与えているとして、第5回安吾賞新潟市特別賞を受賞する。

現在は硫化水素自殺問題に取り組んだり、インターネットラジオオールニートニッポンの番組「ハート温泉」に戸川純と共に出演するなど様々な活動に取り組む。また新潟県内の2つの大学(新潟薬科大学新潟青陵大学)で非常勤講師として教育活動を行っている。

主な著作

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脚注

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  1. ^ NHK福祉ネットワーク日本テレビ系列の番組Dの嵐!(2004年6月)など。

関連項目

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外部リンク

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