有本紀明
表示
有本 紀明(ありもと としあき、1940年 - )は、日本のスペイン文学者、翻訳家。
経歴
[編集]1940年に兵庫県神戸市に生まれた[1]。1964年に大阪外国語大学イスパニア語科を卒業した。1972年、スペインのナバーラ大学大学院博士課程を修了し、文学博士を授与された。その後は天理大学助教授や教授、中京大学教授を務め、2011年に定年で退任した。
著書
[編集]- 『スペイン・聖と俗』(日本放送出版協会、NHKブックス) 1983
- 『メキシコに翔ける メキシコ教会初代会長・高根品子の90年』(天理教道友社) 1989
- 『闘牛 スペイン生の芸術』(講談社選書メチエ) 1996
- 『フラメンコのすべて』(講談社) 2009
共編
[編集]翻訳
[編集]- 『スペイン文学史』(ホセ・ガルシア・ロペス、東谷穎人共訳、白水社) 1976
- 『パスクアル・ドゥアルテの家族』(カミロ・ホセ・セラ、講談社) 1989
- 『ラ・アルカリアへの旅』(カミロ・ホセ・セラ、講談社) 1991
- 『ラサリーリョ・デ・トルメスの新しい遍歴』(カミロ・ホセ・セラ、講談社) 1992
- 『二人の死者のためのマズルカ』(カミロ・ホセ・セラ、講談社) 1998
- 『白い心臓』(ハビエル・マリアス、講談社) 2001