有馬嘉男
ありま よしお 有馬 嘉男 | |
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プロフィール | |
出身地 | 日本 山口県 |
生年月日 | 1965年6月25日(59歳)[1] |
最終学歴 | 上智大学[2][3] |
勤務局 | NHK放送センター |
部署 | ヨーロッパ総局副総局長(パリ駐在) |
職歴 | NHK高松放送局→報道局経済部記者→報道局国際部フランクフルト支局長→報道局国際部シンガポール支局長→報道局経済部→報道局副部長→報道局記者主幹→ヨーロッパ総局副総局長(パリ駐在)→報道局(予定) |
活動期間 | 1990年 - |
ジャンル | 国際・政治・経済・社会 |
出演番組・活動 | |
出演中 | 『マイあさ!』 |
出演経歴 |
『国際報道2014』 『ニュースウオッチ9』 |
有馬 嘉男(ありま よしお、1965年6月25日 - )は、日本の放送ジャーナリスト。日本放送協会(NHK)報道局記者。NHKヨーロッパ総局(パリ)副総局長。
人物
[編集]山口県出身。徳山市(現 周南市)の曹洞宗原江寺住職有馬実成の長男として生まれる[4]。
山口県立徳山高等学校、上智大学卒業後[2][3]、1990年NHK入局。初任地NHK高松放送局で4年間警察司法を担当して気に入ったため、社会部を希望したが叶わず[3]、1994年報道局経済部に配属。経済部時代の原点は兜クラブ。証券の役員室にて企業業績やマクロ経済、バブル経済崩壊により低迷する経済、日本銀行の住専処理や1997年の山一證券の経営破綻の取材を経て、報道局国際部に異動。1998年からはフランクフルト支局の初代支局長に就任。フランクフルト時代はEUのユーロ導入や2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件時の経済の動きを取材、2001年末の単一通貨ユーロ流通開始直前のフランクフルトの今をNHKの各報道番組で中継した。5年間の勤務を経て日本に帰国、報道局経済部に復帰。日銀クラブ・電機貿易業界を担当を経て2009年からシンガポール支局の支局長として5年間駐在勤務[3][5]。
帰国後、2014年に『国際報道2014』キャスター、2016年に『ニュースチェック11』キャスター、2017年には『ニュースウオッチ9』キャスターに就任。経済部で金融キャップとして日本銀行の金融政策やリーマンショックを取材、電機貿易キャップも務めた。日本の製造業の逆襲のシナリオを考えるNHKスペシャル「メイド・イン・ジャパン 逆襲のシナリオ」を制作。その後、報道局副部長に就く。2017年6月9日付のNHK管理職異動で、報道局記者主幹へ昇格。
2020年10月26日に、『ニュースウオッチ9』のキャスターとして当時国会で質疑されていた日本学術会議会員の任命問題について、所信表明演説を終え生出演中の菅義偉首相(当時)が「説明できることとできないことがある」などと強い口調で反論するほど繰り返し詰め寄った[6][7][8]。
2021年2月10日にNHKが3月いっぱいでの『ニュースウオッチ9』の退任を発表した。退任について正籬聡放送総局長は官邸の圧力の影響を否定したが、前年10月の『ニュースウオッチ9』に出演した菅義偉首相に対し日本学術会議会員の任命問題について質問し「官邸を怒らせた」と報道された[9][10]。 『ニュースウオッチ9』メインキャスターを退任。2021年6月に番組降板に見合う処遇のために新設されたNHKヨーロッパ総局副総局長の役職に就任し、パリで3年間駐在勤務[11]。ヨーロッパ総局・副総局長としては、2021年10月31日から開催され11月6日に前半日程を終えた「COP26」の取材を担当した。[要出典]また、同時期に行われたOPEC+主要国による産油量調整会議についても取材報告を行った[12]。
帰国後、2024年4月6日より17年ぶりに復活する教養ドキュメンタリー番組『新プロジェクトX〜挑戦者たち〜』を森花子アナウンサーとともに総合司会を担当することが同年2月14日に決定し[13]、同年4月1日付で報道局に復帰した。
出演
[編集]現在
[編集]- マイあさ!(2021年10月7日 - 2024年3月〈予定〉)
※ 隔週木曜日「有馬嘉男のヨーロッパありのまま」に出演している。
- 新プロジェクトX〜挑戦者たち〜総合司会(2024年4月6日 - )
過去
[編集]- 国際報道2014-2016 (2014年度・2015年度)
- ニュースチェック11 キャスター(2016年度)
- ニュースウオッチ9 メインキャスター(2017年度 - 2020年度)
- メインキャスター退任後はヨーロッパ総局からのリポーターとして出演することがあり、2022年5月6日放送分では、パリに出張した後任の田中正良と共演した。
- NHKスペシャル 平成史スクープドキュメント(第2回・第6回レポーター)
脚注
[編集]- ^ 大菅俊幸『泥の菩薩 NGOに生きた仏教者、有馬実成』 大法輪閣、2006年。 ISBN 4-8046-1231-9 p56
- ^ a b NHK「有馬キャスター」は3月で降板か アドリブコメント禁止で本人は意気消沈デイリー新潮2021年2月9日掲載
- ^ a b c d 「有馬嘉男さんに聞くキャスターは、記者の思いを伝える“プレゼンター”」『経済広報(2019年9月号)』経済広報センター。オリジナルの2020年10月31日時点におけるアーカイブ。2021年11月5日閲覧。
- ^ 『泥の菩薩 NGOに生きた仏教者、有馬実成』p350
- ^ 出演者 - ニュースウェブ11
- ^ “「学術会議の話、聞くなんて」坂井副長官、NHK番組に”. 朝日新聞. 2021年2月10日閲覧。
- ^ 「所信表明にない学術会議 首相に聞くとは」朝日新聞 2020年12月12日
- ^ “NHKへのクレーム指示してない=学術会議巡るやり取りで菅首相”. 朝日新聞. 2020年11月25日閲覧。
- ^ “NHK武田アナ大阪へ 有馬氏NW9降板「圧力」を否定”. 朝日新聞デジタル. 2021年2月11日閲覧。
- ^ “有馬嘉男キャスター、3月降板へ NHK「ニュースウオッチ9」”. 東京新聞 (2021年2月10日). 2021年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月16日閲覧。
- ^ 「NHK有馬氏 6月パリ異動 新設ポスト・ヨーロッパ副総局長に」『Sponichi Annex』スポーツニッポン新聞社、2021年6月4日。オリジナルの2021年6月29日時点におけるアーカイブ。2021年11月5日閲覧。
- ^ "ウィーンOPEC前から有馬記者中継報告". NHKニュース7. 2021年11月4日. 該当時間: 2分24秒. NHK総合。
- ^ 2024年度主なキャスター一覧
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