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有馬道子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

有馬 道子(ありま みちこ、1941年 - )は、日本言語学記号学者。専門は英語学一般言語学記号論京都女子大学文学部教授等を歴任。

略歴

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大阪府生まれ。旧姓・岡本。大阪市立大学文学部英文科卒、同大学院文学研究科修士課程修了。

1965年4月から1969年3月まで武庫川女子大学・短期大学専任講師、その後複数の大学で非常勤講師を務めたのち1974年4月から親和女子大学(後の神戸親和女子大学)専任講師、助教授、教授を務め、1990年4月光華女子大学(後の京都光華女子大学教授。2001年京都女子大学文学部教授。2014年退職[1]日本記号学会および日本エドワード・サピア協会理事[2]

著書

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  • 『記号の呪縛 テクストの解釈と分裂病』勁草書房、1986
  • 『心のかたち・文化のかたち』勁草書房、1990
  • 『ことばと生命』勁草書房、1995
  • パースの思想 記号論と認知言語学』岩波書店、2001
  • 『もの忘れと記憶の記号論』岩波書店、2012
共編著
  • 『現代言語学の潮流』山梨正明共編著 勁草書房、2003

翻訳

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  • 『言語・思考・実在 完訳 ベンジャミン・リー・ウォーフ論文選集』ジョン B.キャロル編 南雲堂、1978
  • ジュリア・ペン『言語の相対性について 解説付』大修館書店、1980
  • エリック・H.レネバーグ編『言語と人間科学』南雲堂、1985
  • ジョゼフ・ブレント『パースの生涯』新書館、2004
  • I.ムラデノフ『パースから読むメタファーと記憶』勁草書房、2012

脚注

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  1. ^ 有馬道子「有馬道子教授 略歴及び著作目録」『英文学論叢』第057巻、京都女子大学英文学会、2013年12月、78-84頁、CRID 1050001337577427200hdl:11173/1487ISSN 0286-1674 
  2. ^ 有馬 道子 (Michiko Arima) - マイポータル - researchmap”. researchmap.jp. 2022年7月13日閲覧。

参考文献

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