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朝久泰央

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
朝久 泰央
基本情報
本名 朝久 泰央(あさひさ たいおう)
通称 九州のカマイタチ
階級 ライト級
身長 178cm
体重 62.5kg
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1998-01-16) 1998年1月16日(26歳)
出身地 日本の旗 日本 福岡県うきは市
家族 兄:朝久裕貴
父:朝久篤
スタイル 朝久空手
プロキックボクシング戦績
総試合数 28
勝ち 19
KO勝ち 4
敗け 9
引き分け 0
無効試合 0
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朝久 泰央(あさひさ たいおう、1998年1月16日 - )は、日本の男性キックボクサー空手家福岡県うきは市出身。第5代K-1 WORLD GPライト級王者。兄は武林風WLF世界-60kg 王者・朝久裕貴、父は新国際空手道連盟 朝久道場館長・朝久篤。

経歴

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朝久裕貴の実弟。兄と共に、父である朝久道場の朝久篤館長のもとで空手を学ぶ。

J-NETWORKの決勝では両者一進一退の攻防が続いたが、手数とクリーンヒットで勝り弱冠16歳で判定勝利、優勝賞金30万円を手にした。試合後のインタビューでは「勝てて嬉しいです。全員倒すつもりで戦いました。(今後の目標は)チャンピオンになります」とあどけない表情で勝利の喜びと目標を笑顔で語った。

2015年からKrushに参戦し、2018年3月には武林風WLF -60kg級王座決定トーナメントのリザーブファイトでも勝利を収めている。2019年はスーパー・フェザー級のトップ戦線で3連勝を飾り、2020年3月「K'FESTA.3」では出場選手の欠場を受けて、当時K-1ライト級王者だった林健太とスーパーファイトで対戦。二段蹴りでダウンを奪って勝利を収める。しかしタイトルマッチは組まれなかった。林戦を機にライト級に戦いの場を移した。

9月のK-1大阪大会では弘輝の飛びヒザ蹴りで先制ダウンを奪われるものの、最後は鮮やかなハイキックで弘輝をマットに沈めた[1]

12月のK-1両国大会ではライト級屈指のハードパンチャー蓮實光をボディへのヒザ蹴りでKO。

2021年7月、地元・K-1九州大会でライト級王者ゴンナパー・ウィラサクレック英語版の持つベルトに挑み、延長1Rに判定2-1で勝利し、第5代K-1ライト級王座に就いた[2]

2022年2月27日、K-1東京体育館大会でK-1王者としての初陣が決定。ワンマッチで極真会館2017年第6回世界ウエイト制軽量級優勝の実績を持つ与座優貴と対戦し、延長1Rに0-3の判定負け[3]

2023年3月、K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~で行われたライト級タイトルマッチで与座優貴と再戦し、0-3の判定負け。王座から陥落した[4]

人物

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戦績

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キックボクシング 戦績
27 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
19 4 15 0 1 0
9 0 9 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
YURA 試合前 RIZIN DECADE 2024年12月31日
龍華 3R終了 判定2-0 Krush.163 2024年10月25日
× 与座優貴 3R終了 判定0-3 K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~
【K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ】
2023年3月12日
× 与座優貴 3R+延長1R終了 判定0-3 K-1 WORLD GP 2022 JAPAN 〜第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント〜 2022年2月27日
ゴンナパー・ウィラサクレック英語版 3R+延長1R終了 判定2-1 K-1 WORLD GP 2021 JAPAN 〜K-1ライト級タイトルマッチ〜
【K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ】
2021年7月17日
蓮實光 3R 1:48 TKO(レフェリーストップ) K-1 WORLD GP 2020 JAPAN〜K-1冬の大一番〜 2020年12月13日
弘輝 2R 0:56 KO(左ハイキック) K-1 WORLD GP 2020 JAPAN〜K-1秋の大阪決戦〜 2020年9月22日
林健太 3R終了 判定3-0 K-1 WORLD GP 2020 JAPAN 〜K'FESTA.3〜 2020年3月22日
西元也史 2R 2:21 KO(三日月蹴り) Krush.107 2019年11月8日
横山朋哉 3R終了 判定3-0 Krush.104 2019年8月31日
山本直樹 3R終了 判定3-0 Krush.101 2019年5月18日
× レオナ・ペタス 3R終了 判定0-3 Krush.98 2019年2月16日
安保璃紅 3R終了 判定3-0 K-1 WORLD GP 2018 JAPAN〜K-1ライト級世界最強決定トーナメント〜 2018年12月8日
里見柚己 3R終了 判定3-0 Krush.91 2018年8月5日
シュエ・シェンジェン 3R終了 判定3-0 武林風2018:-60kg世界選手権トーナメント【リザーブファイト】 2018年03月10日
大岩龍矢 3R終了 判定3-0 Krush.82 2017年11月5日
× 王万弁 3R終了 判定 武林風2017年世界選手権西安 2017年09月02日
× レオナ・ペタス 3R終了 判定0-3 Krush.75 2017年4月2日
佐野天馬 3R終了 判定3-0 Krush.73 2017年2月18日
大沢文也 3R終了 判定2-0 Krush.70 2016年10月15日
× 西京春馬 3R終了 判定0-2 K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜65kg世界最強決定トーナメント〜 2016年6月24日
× キム・サンジェ 3R終了 判定 MAX FC 2016年03月26日
ちび太 3R終了 判定 Pound for Pound vol.5 2015年11月7日
× 石田圭祐 3R終了 判定0-3 Krush.59 2015年10月4日
岩尾力 3R終了 判定2-0 Krush.54 2015年5月4日
× 伊澤波人 3R+延長1R終了 判定 0-3 Krush.49 2015年1月4日
テル 2R終了 判定3-0 J-FIGHT in Shinjuku vol.39
【J-NETWORK Next Generation Cup -55kg 決勝戦】
2014年9月21日
小倉尚也 2R 0:09 TKO J-FIGHT in Shinjuku vol.39
【J-NETWORK Next Generation Cup -55kg 準決勝】
2014年9月21日
森本将親 2R終了 判定3-0 J-FIGHT in Shinjuku vol.39
【J-NETWORK Next Generation Cup -55kg 1回戦】
2014年9月21日

獲得タイトル

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  • 第5代K-1 WORLD GPライト級王者
  • J-NETWORK Next Generation Cup -55kg 優勝

メディア出演

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テレビ番組
  • 水曜NEXT!「もっと評価されるべき審議会」後編(2022年6月1日、フジテレビ) - 朝久兄弟として裕貴と共にVTR出演

脚注

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出典

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  1. ^ 【K-1】朝久泰央、鮮烈左ハイキックでKO!関西の悪童・弘輝に逆転勝利”. eFight【イーファイト】 (2020年9月22日). 2024年9月10日閲覧。
  2. ^ 【K-1】”空手家”朝久泰央が新王者に!”ムエタイ”ゴンナパーと延長の激闘制す”. eFight【イーファイト】 (2021年7月17日). 2024年9月10日閲覧。
  3. ^ 【K-1】極真世界王者・与座優貴、ワンマッチで王者・朝久を撃破で「タイトル戦、その権利ある」再戦要求”. eFight【イーファイト】 (2022年2月28日). 2024年9月10日閲覧。
  4. ^ ”極真王者”与座優貴が新K-1王者に!朝久泰央との激闘制す”. eFight【イーファイト】 (2023年3月12日). 2024年9月10日閲覧。

外部リンク

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前王者
ゴンナパー・ウィラサクレック
第5代K-1 WORLD GPライト級王者

2021年7月17日 - 2023年3月12日

次王者
与座優貴