朝日山公園
朝日山公園 | |
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分類 | 都市公園(総合公園) |
所在地 | |
開園 | 1909年(明治42年) |
アクセス |
氷見駅より車で5分、徒歩で約15分 E41能越自動車道氷見ICより6分 |
朝日山公園(あさひやまこうえん)は、富山県氷見市幸町16番地にある公園。
概要
[編集]氷見郡氷見町(当時)の四方に位置して古くはドウフネ山と呼ばれていた丘陵に、1907年(明治40年)、日露戦争戦勝を記念して、氷見郡尚武会がマツ165本、サクラ(ソメイヨシノ)165本、紅葉57本などを植樹して[1]、1909年(明治42年)に皇太子(後の大正天皇)の北陸巡啓を記念して[2]郡立公園として開園したのが始まりである[1]。
1908年(明治41年)には山頂に神武天皇銅像が氷見郡尚武会によって建てられた(工費2,424円、台石工事933余円)。台座銘板の『永芳』の揮毫は、当時学習院長を務めていた乃木希典の手になる(そのため、同公園を『永芳公園』と称することもある)。銅像は1959年(昭和34年)に実施された台座の改修に合わせて、銅像が持つ弓の先端に金色鳶が置かれた[1]。
1923年(大正12年)3月、郡制廃止後は町立の公園になった[1]。
1952年(昭和27年)10月には常設の相撲場(現存せず)が設置され、昭和30年代には氷見駅前広場から『ブリ小僧』噴水が公園内に移設された。また。1955年(昭和30年)7月には誉一山荘が公園内に『三島楼』(一層楼)を建設。さらに1970年(昭和45年)7月には公園東端庚申塚付近に誉一山荘新館『紫雲殿』が建てられた(現在は『誉一山荘 オーベルジュ ドゥ ミクニ』として営業)[1]。
2012年(平成24年)10月には新たに小型複合遊具が整備され[1]、2021年(令和3年)3月14日には『見晴らしの丘』がオープンした[3]。長さ23mのローラー滑り台などで30種類以上の遊びが楽しめる大型遊具や、高さ6mを超えるシンボルタワー、約1万m2の芝生広場や休憩施設のセンターハウスなどが同地に整備されている[4]。
富山さくらの名所70選に選定されており、約270本のソメイヨシノが公園内にところ狭しと植えられ、朝日山の斜面を覆う[5]。