木下宏一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

木下 宏一(きのした こういち、1974年3月 - )は、日本文学者教育者学術博士である。

略歴・人物[編集]

1974年埼玉県上尾市の生まれ。1992年福岡県立京都高等学校卒業。2017年九州大学大学院地球社会統合科学府博士後期課程修了[1]。2010年文学博士、2017年学術博士[2]

九州大学大学院比較社会文化研究院特別研究者の他、北九州工業高等専門学校西日本短期大学非常勤講師に就く[3]

専攻は近代日本政治思想史文学史。戦前のナショナリズム諸運動に関する研究で知られる[4]

著書[編集]

  • 『二〇世紀ナショナリズムの一動態:中谷武世と大正・昭和期日本』(2021年、三元社)
  • 『国文学とナショナリズム:沼波瓊音三井甲之久松潜一、政治的文学者たちの学問と思想』(2018年、三元社)
  • 『近代日本の国家主義エリート:綾川武治の思想と行動』(2014年、論創社)

活動[編集]

  • 資料提供『NHKスペシャル かくて“自由”は死せり~ある新聞と戦争への道~』(NHK総合、2019年8月12日放送)[5]

脚注[編集]

外部リンク[編集]