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木下郁夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

木下 郁夫(きのした いくお、1971年 - )は、日本国際政治学者愛知県立大学外国語学部教授。専門は、国際政治学。国際ガバナンス。国際仲裁、外交関係、特に在外公館を研究。

東京都生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科後期課程単位取得後退学。愛知県立大学外国語学部専任講師、同大学准教授を経て教授。

著書

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単著

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  • 『大使館国際関係史――在外公館の分布で読み解く世界情勢』(社会評論社, 2009年)

論文

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  • 「ガバナンス概念と国際関係研究――統制メカニズムについて(1・2)」『早稲田政治公法研究』53号・55号(1996年・1997年)
  • 「ミトラニーの機能主義国際機構論――知識政治学からの分析」『早稲田政治公法研究』59号(1998年)
  • 「新機能主義と国際環境の不均質化――『政治問題化』を超えて」『早稲田政治公法研究』60号(1999年)
  • 「同盟組み替えゲームの危険――戦間期からの教訓」『早稲田政治公法研究』61号(1999年)
  • 「英米不戦――国際仲裁草創期の戦略環境とリスク構造」『紀要・地域研究・国際学編』33号(2001年)
  • 「文明の衝突と国際仲裁――日露戦争以前の北東アジア(1・2)」『紀要・地域研究・国際学編』34号・35号(2002年-2003年)
  • 「平和案としての国際仲裁――19世紀中葉における市民社会、議会、国家理性」『紀要・地域研究・国際学編』36号(2004年)
  • 「外交・領事使節の世界分布――データの蓄積と統計分析」『紀要・地域研究・国際学編』37号(2005年)
  • 「国家連合の現実――永遠平和のキマイラ的性格」『紀要・地域研究・国際学編』38号(2006年)
  • 「ユートピアニズムの解剖――『危機の20年』と大戦間期の国際仲裁」『紀要・地域研究・国際学編』39号(2007年)