木暮武太夫 (1918年生の政治家)
表示
木暮 武太夫(こぐれ ぶだゆう、旧名・欽一、1918年3月 - 1988年)は、日本の政治家、実業家。伊香保町(現・渋川市)議会議長、株式会社木暮旅館(ホテル木暮)代表取締役社長、伊香保ガス株式会社代表取締役社長、群馬県スケート連盟会長、26代目武太夫[1][2]。
人物・経歴
[編集]1918年(大正7年)3月、先代木暮武太夫(元運輸大臣、国会議員、旧名:正一)の長男として群馬県に生まれる[1][2][3]。木暮家は、群馬県伊香保町(現・渋川市)に続く旧家で、1576年(天保4年)創業の温泉宿「木暮旅館」を営む家柄である[4][5]。
1940年(昭和15年)、立教大学経済学部を卒業し、大日本製糖に入社[1][3]。
木暮家26代目当主として、代々続く「武太夫」を襲名し、木暮旅館(ホテル木暮)の社長を務めたほか、伊香保ガスの社長も歴任した[1]。
政治家としても伊香保町(現・渋川市)議会議長を務めるなど、地元の発展に貢献した[1]。
1955年(昭和30年)から1956年(昭和31年)には群馬県スケート連盟会長(第3代)を務めた[6]。
家族・親族
[編集]- 祖父・秀家(24代目木暮武太夫、衆議院議員、伊香保電気軌道社長)
- 父・正一(25代目木暮武太夫、運輸大臣、衆議院議員、参議院議員、関東いすゞ自動車販売社長)
- 母・井田サエ(井田金七の妹)
- 妻・天田喜美子(天田壮の長女)
- 長男・木暮秀一(1948年生まれ)
- 二男・木暮昇(1950年生まれ)
脚注
[編集]- ^ a b c d e 閨閥学 木暮家(木暮武太夫の子孫・家系図)
- ^ a b 名古屋大学大学院法学研究科『人事興信録』データベース『木暮武太夫』 第8版 1928年(昭和3年)7月
- ^ a b 『人事興信録 第14版 上』コ79頁(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 朝日新聞デジタル 『伊香保温泉を近代化 2人の武太夫展』 2020年12月22日
- ^ リクナビ 『株式会社木暮旅館』
- ^ 群馬県スケート連盟 70年のあゆみ『群馬県スケート連盟 歴代会長』