木村庄三郎 (フランス文学者)
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木村 庄三郎(きむら しょうざぶろう、1902年8月10日 - 1982年1月10日[1])は、日本の翻訳家。
人物
[編集]東京生まれ。慶應義塾大学文学部国文科卒業。 同人誌『山繭』などに小説を書き、文学者として活動したのち、戦後はフランス文学の翻訳をおこなった。
著書
[編集]- 『世界逸話全集 第1巻 日本編』(東京創元社) 1958
- 『逸話による現代日本の人間像』(東京創元社) 1961
編著
[編集]翻訳
[編集]- 『ファーブル昆虫記』(創元社、世界少年少女文学全集47) 1955
- 『プルターク英雄伝』(創元社、世界少年少女文学全集49) 1956
- 『巌窟王』(アレクサンドル・デュマ、東京創元社、世界大ロマン全集) 1957
- 『黄色い部屋の秘密』(ガストン・ルルー、角川文庫) 1962
- 『勇気の人ケネディ / 愛のシュバイツァー博士』(マントン、あかね書房、少年少女20世紀の記録) 1964
- 『ああ無情』(ユーゴー、講談社、世界の名作) 1964
- 『オクスフォード世界の民話と伝説 7 (ユーゴスラビア編)』(ナーダ・プロダノビッチ編、講談社) 1964
- 『セギュール夫人童話集 4 かしこいろば』(岩崎書店) 1966
- 『ポールとヴィルジニー』(サン・ピエール、旺文社文庫) 1970
ギ・ド・モーパッサン
[編集]- 『女の一生』(モオパッサン、創芸社、モオパッサン全集7) 1951、のち角川文庫
- 『母の秘密 / ピエールとジャン』 (モオパッサン、創元文庫) 1952
- 『ベラミ』 (モオパッサン、創元文庫)1952、のち角川文庫
- 『死のごとく強し』 (モオパッサン、創元文庫) 1954、のち改題『死よりも強し』(角川文庫)
- 『口髭 / 宝石』(モーパッサン、岩波文庫) 1954
- 『メーゾン・テリエ』(モーパッサン、角川文庫) 1955
- 『太陽の下に』 (モーパッサン、角川文庫) 1956
- 『水の上』 (モーパッサン、角川文庫) 1956
ジョルジュ・シムノン
[編集]- 『怪盗レトン』(ジョルジュ・シムノン、創元推理文庫) 1960、のち旺文社文庫
- 『港の酒場で』(ジョルジュ・シムノン、創元推理文庫) 1961、のち旺文社文庫
- 『黄色い犬』(ジョルジュ・シムノン、旺文社文庫) 1976
- 『男の首』(ジョルジュ・シムノン、旺文社文庫) 1977.1
ルネ・ギヨ
[編集]- 『ジャングルの王子』(ギヨ、講談社、世界の名作図書館38) 1968
- 『小さないぬの小さな物語』 (ルネ・ギヨ、講談社、現代世界名作童話) 1969
- 『小さないぬとなかまたち』 (ルネ・ギヨ、講談社、現代世界名作童話) 1969
- 『小さないぬのクリスマス』 (ルネ・ギヨ、講談社、現代世界名作童話) 1969
ジュール・ヴェルヌ
[編集]クロード・レイデュ
[編集]- 『くまのヌーヌーいなかへいく』(クロード・レイデュ、講談社、世界の絵本 フランス) 1971
- 『くまのヌーヌー海へいく』(クロード・レイデュ、講談社、世界の絵本 フランス) 1971
- 『くまのヌーヌーとこやへいく』(クロード・レイデュ、講談社、世界の絵本 フランス) 1971
参考
[編集]- 文藝年鑑1940
脚注
[編集]- ^ 「著作権台帳」