木村正雄
表示
木村 正雄(きむら まさお、本名・木村要、1929年(昭和4年)6月24日 - )は京都府出身の大蔵流狂言方能楽師[1]。京都能楽会会員[1]。
経歴
[編集]狂言方能楽師木村政一の長男として生まれ、父と11世 茂山千五郎に師事して、3歳で初舞台を踏む[1]。新作狂言も数多く発表しており、古典狂言の復活も行う[2]など、狂言の普及・啓蒙活動を活発に行なっている。京都大学狂言会、同志社大学狂言会、京都学生狂言研究会を立ち上げ、指導を行っていた。
舞台
[編集]- 1932年: 『以呂波』シテ(初舞台)[1]
- 1969年12月: 『花子』(七笑会)[1]
- 1972年12月: 『三番三』(双の会)[1]
- 1974年11月: 『釣狐』(双の会)[1]
- 1994年11月: 『枕物狂』(翔の会)[1]
主な新作狂言
[編集]復活狂言
[編集]- 山賊聟(やまだちむこ) - 大蔵流番外狂言の復活[2]。
受賞歴
[編集]著書
[編集]- 『新作絵入狂言記』カナメ企画 1992年
- 『続・新作絵入狂言記』カナメ企画 2004年
- 『狂言のデザイン図典』東方出版 2005年 ISBN 978-4885919527
出典
[編集]関連項目
[編集]関連サイト
[編集]- 京都学生狂言研究会(KGKK)
- 徒然京大狂言会・同大狂言会 - ウェイバックマシン(2010年2月28日アーカイブ分)