木村英樹 (言語学者)
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人物情報 | |
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生誕 |
1953年(70 - 71歳) 日本京都府京都市 |
出身校 | 大阪外国語大学、東京大学、北京大学 |
学問 | |
研究分野 | 言語学(中国語学) |
研究機関 | 金沢大学、神戸大学、東京大学 |
学位 | 文学博士 |
木村 英樹(きむら ひでき、1953年 - )は、日本の中国語学者。東京大学名誉教授。
経歴
[編集]1953年、京都府京都市生まれ。1976年に大阪外国語大学中国語学科を卒業。東京大学大学院人文科学研究科修士課程に進学し、1978年に修了。その後は北京語言学院、北京大学に留学した。1982年、東京大学大学院博士課程を単位取得退学。
その後は金沢大学文学部助教授に就いた。1986年に神戸大学教養部助教授となり、1992年より国際文化学部助教授。1996年東京大学総合文化研究科助教授を経て、1999年より同人文社会系研究科教授に昇進。2012年に学位論文『中国語文法の意味とかたち 「虚」的意味の形態化と構造化に関する研究』を東京大学に提出して文学博士号を取得[1]。2016年退任、名誉教授。
著作
[編集]著書
[編集]- 『中国語はじめの一歩』(ちくま新書 1996年)
- 『中国語 4 1998』(放送大学教育振興会 1998年)
- 『中国語文法の意味とかたち 「虚」的意味の形態化と構造化に関する研究』(白帝社 2012年)
- 『中国語はじめの一歩〔新版〕』 (ちくま学芸文庫 2017年) 前掲新書に加筆修正
共著
[編集]- 『北京の風 中国語初級テキスト』(小野秀樹共著 白帝社 1995年)
- 『現代漢語基礎』(小野秀樹,張麗群,楊凱栄,吉川雅之共著 白帝社 2003年)
- 『中国語入門1-2 2005』(宮本徹共著 放送大学教育振興会 2005年)
- 『中国語入門1-2 2010』(宮本徹共著 放送大学教育振興会 2010年)
- 『中国語1 ’14 (北京のふたり)』(宮本徹共編著 放送大学教育振興会 2014年)
- 『中国語2 ’14 (汪曾祺「我的母親」他)』(宮本徹共編著 放送大学教育振興会 2014年)
翻訳
[編集]- 『文法のはなし 朱徳煕教授の文法問答』(中川正之共編訳 光生館 1986年)
- アン・Y.ハシモト『中国語の文法構造』(中川正之共訳 白帝社 1988年)
- 『文法講義 朱徳煕教授の中国語文法要説』(杉村博文共訳 白帝社 1995年)
記念論集
[編集]- 『中国語文法論叢 木村英樹教授還暦記念』(白帝社 2013年)
参考
[編集]- 「教育・研究年報 13」pp.84-85(PDF 2.0MB)東京大学大学院人文社会系研究科・文学部