木村重義
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木村重義 | |
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生誕 |
1908年6月5日 日本 東京府 |
死没 | 1980年6月27日(72歳没) |
出身校 | 東京帝国大学 |
職業 | 経済学者 |
木村重義(きむら しげよし、1908年(明治41年)6月5日-1980年(昭和60年)6月27日)は、日本の経済学者(会計学)。学位は、経済学博士(東京大学・1960年)。東京大学名誉教授。[1]
人物・経歴
[編集]- 東京府大久保町(現:東京都新宿区)出身。
- 1931年(昭和6年)東京帝国大学経済学部を卒業。上野道輔教授に師事する。物的二勘定系統説を唱える。ゲオルク・クルツバウァの学説に基づき、特に損益勘定を資本勘定よりも上位に置く学説の一部を充実・修正して簿記理論の発展に尽力した。
- 小樽商科大学元教授、北海道大学元特任教授、東京大学元教授、東京大学元経済学部長。後に、明治大学元教授、創価大学元教授。他に、日本会計研究学会元理事、全国食糧信用協会信用審査元委員、国際経済商学学生協会元会長 など。
- 1980年(昭和60年)4月 勲二等瑞宝章受章。
主な著作
[編集]工業会計 叢文閣 / 会計学の根本原理 同文館 / 資産評価論 中央経済社 / 会計学原論 同文館 / 会計監査総説 春秋社 / 会計学研究 厳松堂 / G・O・メイ財務会計 ダイヤモンド社 / 決算評価論 中央経済社 / 会計原則コンメンタール 中央経済社 / 体系・近代会計学Ⅰ 資本と利益の区分の原則 中央経済社 / 体系・近代会計学Ⅳ 資産会計論 繰延資産会計論 中央経済社 / 簿記論(公認会計士受験講座) 中央経済社 / 簿記要論 中央経済社 / 経済学研究入門 会計学六 東大出版 / 要説財務諸表論 税務経理協会 / 体系・会計学辞典 ダイヤモンド社 / G・O・メイ財務会計 同文館 / 会計総論 同文館[1]
親族
[編集]父は木村重治(西洋史学者 立教大学元学長)。
脚注
[編集]出典 津曲直躬 他著 木村重義教授古稀記念論文集 明治大学経営学研究所 1979.3.2
平井克彦 著 木村重義教授の略歴と学説 明治大学経営学研究所 2009.4.15
- ^ “明治大学学術成果リポジトリ”. meiji.repo.nii.ac.jp. 2024年11月8日閲覧。